【初心者向け】犬のマナーベルトはいつから必要？トイレのしつけに悩む飼い主さんへ

マナーベルトは、主に男の子のマーキング（おしっこ）を防ぐための帯状のカバーです。お腹に巻いて使うことで、家具や壁へのマーキングを防ぎ、室内や公共の場でのマナーを守るのに役立ちます。

おむつが排泄全般（おしっこ・うんち）をカバーするのに対し、マナーベルトはマーキングに特化しているため、より動きやすくコンパクトなのが特徴です。トイレトレーニングが完了していない子犬や、新しい環境でマーキングしがちな犬にとって、心強いアイテムと言えるでしょう。

最大のメリットは、飼い主と愛犬双方のストレスが軽減されることです。マーキングによる汚れや後片付けの悩みから解放され、より穏やかな気持ちで愛犬と過ごせます。
また、友人宅やドッグカフェなど、普段と違う場所へのお出かけも、マナーベルトがあれば安心して楽しむことができます。

一方で、注意点もあります。マナーベルトに頼りすぎると、トイレトレーニングの妨げになる可能性も。あくまで補助的なアイテムとして活用し、トイレのしつけは根気強く続けることが大切です。また、長時間つけっぱなしにすると皮膚が蒸れてしまうため、こまめな交換とケアを心がけましょう。

初めて選ぶ際は、①サイズ、②素材、③留め具の3点に注目しましょう。サイズが合わないと、ズレや漏れの原因になります。愛犬の胴回りを正確に測り、サイズ表をしっかり確認することが重要です。

素材は、肌触りの良いコットンや通気性の良いメッシュなど様々。愛犬の肌質や使用シーンに合わせて選びましょう。留め具は、着脱が簡単なマジックテープ式が主流ですが、毛が絡みにくいタイプを選ぶとより快適です。