UZUZ Magazine #599
挨拶の失敗は成功のもと!ドッグランでの「ヒヤリ体験」を次に活かすリカバリー術
ドッグランで他の犬に吠えられたり、唸られたり…そんな「ヒヤリ体験」をしてしまうと、愛犬だけでなく飼い主さんもドッグランが怖くなってしまいますよね。
でも、大丈夫。失敗は、愛犬のことをもっと深く知るための大切なステップです。
このきじでは、万が一のトラブルを乗り越え、次の成功につなげるためのポジティブなリカバリー術をご紹介します。
Point 01
ステップ1:まずは冷静に、その場を離れる
もし愛犬が他の犬に吠えたり、逆に吠えられたりしてしまったら、まずは冷静になることが最優先です。
大声で叱ったり、無理に引き離そうとしたりせず、落ち着いた声で愛犬の名前を呼び、「おいで」と誘導して、静かにその場を離れましょう。
相手の飼い主さんには「すみません」と会釈すれば十分です。まずは、お互いの犬を落ち着かせることを考えましょう。
Point 02
ステップ2:なぜそうなった?「状況」を客観的に振り返る
少し離れた場所で愛犬を撫でながら、先ほどの状況を思い出してみましょう。「相手の犬がおもちゃで遊んでいる時に近づきすぎたかな?」「愛犬が疲れていたかな?」「複数の犬に囲まれてパニックになったかな?」など、原因を探ります。
犬を責めるのではなく、「こういう状況が苦手なんだな」と愛犬の新たな一面を知る機会だと捉えることが大切です。
この気づきが、次のトラブルを未然に防ぐヒントになります。
Point 03
ステップ3:「小さな成功体験」で上書きする
嫌な思い出でその日のドッグランを終えるのは避けたいものです。最後に「楽しい記憶」で上書きしてあげましょう。
他の犬がいない場所で、ボールを投げて持ってこさせたり、「おすわり」や「ふせ」などの得意なコマンドをさせて、たくさん褒めておやつをあげたりします。
「飼い主さんと遊ぶのは楽しい!」という気持ちで締めくくることで、ドッグランへの苦手意識が芽生えるのを防ぐことができます。
💡 この記事のまとめ
ドッグランでの失敗は、誰にでも起こりうることです。大切なのは、その経験から学び、愛犬との絆を深めること。
ヒヤリ体験をポジティブな学びに変えて、これからも愛犬とのドッグランライフを楽しんでいきましょう。
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