UZUZ Magazine #1033
臆病な愛犬のためのドッグラン活用術|「ロングリード」で安心の輪を広げよう
うちの子は臆病で、ドッグランに行っても隅っこで固まってばかり…。そんな姿を見ると、切なくなってしまいますよね。
でも、大丈夫。無理に遊ばせようとする必要はありません。この記事では、臆病な愛犬が自分のペースでドッグランを楽しめるようになるための、優しいステップをご紹介します。
Point 01
ステップ1:まずは空いている時間を狙って「場所」に慣れる
他の犬がたくさんいる環境は、臆病な子にとっては大きなプレッシャーになります。まずは、平日の午前中など、利用者が少ない時間帯を狙って訪れてみましょう。
誰もいない広々とした空間で、自由に匂いを嗅いだり探検したりするだけで、愛犬にとって「ここは安全な場所だ」というポジティブな経験になります。
Point 02
ステップ2:「ロングリード」で描く、魔法の安心サークル
他の犬がいるけれど、まだノーリードにするのは不安な場合、「ロングリード(10m程度)」が非常に役立ちます。
ロングリードをつければ、愛犬はある程度の自由を確保しつつ、いざという時には飼い主さんがすぐにコントロールできます。「いつでも守ってもらえる」という安心感が、愛犬の自信に繋がります。
Point 03
ステップ3:おやつを使って「他の犬=良いこと」の関連付けを
ドッグランの隅で、他の犬が遠くに見えた瞬間に「いい子だね」と声をかけ、特別なおやつをあげてみましょう。
これを繰り返すことで、愛犬の心の中に「他の犬が見える→飼い主さんが褒めてくれる→良いことがある」というポジティブな関連付けが生まれます。少しずつ、他の犬の存在に対する苦手意識を克服していけるはずです。
💡 この記事のまとめ
臆病な愛犬のペースを尊重してあげることが、ドッグランを楽しむための一番の近道です。焦らず、小さな成功体験を一つずつ積み重ねていきましょう。愛犬が心からリラックスして笑顔を見せてくれる日を信じて、サポートしてあげてくださいね。
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