犬に日焼け止めは本当に必要?獣医師監修・紫外線対策の基本

UZUZ Magazine #551

犬に日焼け止めは本当に必要?獣医師監修・紫外線対策の基本

「犬は毛皮に覆われているから、日焼けなんてしないのでは?」そう思っていませんか?
実は、私たちと同じように犬も紫外線の影響を受け、皮膚トラブルの原因になることがあります。
大切な愛犬を夏の強い日差しから守るために、今知っておきたい紫外線対策の基本をわかりやすく解説します。

パステルカラーの背景に、太陽の光を浴びて優しく輝く犬の鼻のアップ。

Point 01

なぜ犬にも紫外線対策が必要なの?

犬の皮膚は、人間が思うよりもデリケートです。特に、鼻、耳の先、お腹周りなど、毛が薄い部分は直接紫外線を浴びてしまいます。
紫外線を浴び続けることで、皮膚が赤くなる日焼け(サンバーン)だけでなく、長期的には皮膚がんなどの深刻な病気のリスクを高める可能性も指摘されています。
愛犬がいつまでも健康な皮膚を保つために、紫外線対策は飼い主ができる愛情表現の一つなのです。

柔らかな白い砂についた、ピンク色の犬の足跡のクローズアップ写真。

Point 02

人間用ではダメ?犬専用を選ぶべき理由

「人間用の日焼け止めを少しだけなら…」と考えるのは危険です。人間用の製品には、犬にとって有害な成分が含まれていることがあります。
例えば、酸化亜鉛やサリチル酸などは、犬が舐めてしまうと中毒症状を引き起こす恐れがあります。
犬は体を舐める習性があるため、必ず「犬用」として販売されている、安全な成分で作られた製品を選んであげましょう。

柔らかな自然光の中で、飼い主の手に優しく撫でられている子犬の頭部。

Point 03

今日から始める、やさしい紫外線ケア

いきなり日焼け止めを塗るのが難しくても、できることはたくさんあります。
まずは、日差しの最も強い時間帯(午前10時〜午後2時頃)の散歩を避けるだけでも、大きな違いが生まれます。
また、UVカット機能のある犬用の服を着せるのも効果的です。愛犬のペースに合わせて、少しずつケアを始めてみませんか。

💡 この記事のまとめ

犬の紫外線対策は、特別なことではありません。日々の暮らしの中で少し意識するだけで、愛犬を皮膚のトラブルから守ることができます。
まずは、日差しの強い日の散歩時間を見直すことから始めて、愛犬に合ったケア方法を見つけてあげてくださいね。

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