UZUZ Magazine #564
これで安心!ドッグランでのヒヤリハットを防ぐ、トラブル回避術
「もし他の犬とケンカになったらどうしよう…」ドッグランでのトラブルは、飼い主さんにとって最大の心配事かもしれません。
でも、愛犬が発する小さなサインに気づき、早めに対処することで、多くのトラブルは防ぐことができます。
愛犬を守り、誰もが楽しめる空間を作るためのヒントをお伝えします。
Point 01
愛犬は話してる!見逃したくない「3つのボディランゲージ」
犬は言葉を話せませんが、体を使って気持ちを伝えています。
特に「ちょっとストレスを感じているな」というサインを見逃さないことが、トラブル回避の第一歩です。
1. **あくびをする、鼻をなめる**: 眠いわけでもないのにあくびをしたり、頻繁に鼻をペロペロなめたりするのは、ストレスを感じているサイン(カーミングシグナル)です。
2. **体をこわばらせる、動きが止まる**: 他の犬が近づいてきた時に、ピタッと動きを止めたり、体を硬直させたりするのは、緊張や不安の表れです。
3. **しっぽを下げて足の間に挟む**: 明らかな恐怖のサインです。すぐにその場から離れ、安心させてあげましょう。
Point 02
トラブルを未然に防ぐ!「飼い主さんの3つの心がけ」
愛犬のサインを読み取ると同時に、飼い主さん自身の行動も大切です。
常に愛犬を守れる準備をしておくことで、心に余裕が生まれます。
1. **スマートフォンに夢中にならない**: ドッグランでは、常に愛犬の行動から目を離さないようにしましょう。トラブルは一瞬で起こります。
2. **適切なタイミングで介入する**: 愛犬が他の犬を執拗に追いかけたり、逆に追いかけられて逃げ場を失っている場合は、遊びではありません。優しく間に入り、一旦引き離しましょう。
3. **興奮しすぎる前に休憩**: 楽しすぎて興奮がピークに達すると、思わぬ行動に出ることがあります。定期的にリードをつけてクールダウンする時間を作りましょう。
Point 03
もしもに備える「スマートな仲裁ステップ」
万が一、犬同士が揉めてしまった場合でも、慌てず冷静に対処することが重要です。
間違った仲裁は、事態を悪化させたり、飼い主さんが怪我をしたりする原因になります。
1. **大きな音で注意を引く**: まずは、手をパン!と叩いたり、大きな声を出したりして、犬たちの注意をそらします。
2. **間に物を挟む**: それでも収まらない場合は、バッグや上着などを犬たちの間に入れて視界を遮ります。
3. **絶対に首輪や体に手をださない**: 興奮した犬は、飼い主さんであっても噛んでしまうことがあります。直接手を出して引き離そうとするのは非常に危険です。
落ち着いてそれぞれのリードを確保し、距離を取りましょう。
💡 この記事のまとめ
トラブルを恐れすぎる必要はありません。愛犬のサインを理解し、正しい知識を持つことで、ドッグランは最高の遊び場になります。
愛犬の気持ちに寄り添い、安全で楽しい時間を過ごしてくださいね。
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