パテラ持ちの子もドッグランへ？知っておきたい関節ケアとサプリの役割

パテラは、特に小型犬に多く見られる、膝のお皿が正常な位置からずれてしまう状態を指します。
生まれつきの要因が大きいとされていますが、生活環境や運動も影響することがあります。症状の程度は様々で、獣医師による正確な診断とグレード分類がとても重要になります。

パテラと診断されても、すぐにドッグランが禁止されるわけではありません。大切なのは、獣医師と相談の上で、愛犬の状態に合わせた遊び方をすることです。
急な方向転換やジャンプは膝への負担が大きくなるため、なるべく平坦な芝生のエリアを選んだり、他の犬と激しく遊びすぎないように見守ったりする配慮が、関節の健康を守る上で役立ちます。

関節の健康維持をサポートするために、サプリメントを取り入れる飼い主さんも増えています。
グルコサミンやコンドロイチンといった成分は、関節の軟骨や滑液の健康を保つために役立つと言われています。これらは医薬品ではないため病気を治すものではありませんが、日々の食事にプラスすることで、愛犬の健やかな歩みを栄養面から支える一つの方法となるでしょう。