【犬種・年齢別】うちの子は大丈夫?坂道ドッグランの賢い使い方

UZUZ Magazine #668

【犬種・年齢別】うちの子は大丈夫?坂道ドッグランの賢い使い方

「坂道は足腰にいいって聞くけど、うちの子(小型犬/シニア犬)には負担じゃないかな?」そんな心配をお持ちの飼い主さんへ。
確かに、坂道での運動はすべての犬に同じように効果があるわけではありません。
この記事では、犬種や年齢、体のサイズに合わせた坂道ドッグランの「賢い使い方」と注意点を、ドッグトレーナーが優しく解説します。

緩やかな芝生の傾斜に立つ、一匹の小型犬の短い足元のローアングル写真。

Point 01

【小型犬・足の短い犬種】急な角度は避けて、ゆっくり楽しもう

ダックスフンドやコーギー、チワワなどの小型犬は、急な坂道の上り下りで腰や関節に負担がかかりやすい傾向があります。
無理は禁物。まずは傾斜が5〜10度程度の、ごく緩やかな坂から始めましょう。
全力で走らせるのではなく、飼い主さんと一緒にゆっくりウォーキングを楽しむのがおすすめです。短い足で一生懸命歩く姿は、とても愛らしいですよ。

青空と芝生の坂を背景に、丈夫そうなおもちゃが放物線を描いて空中を飛んでいる様子。

Point 02

【大型犬・エネルギッシュな犬種】パワーを上手にコントロールしよう

レトリーバーやシェパードなど、体力のある大型犬にとって坂道は絶好の遊び場です。
ただし、そのパワーゆえに下り坂でのスピードの出し過ぎには注意が必要です。関節への急ブレーキは怪我のもと。
おもちゃを投げる際は、下り坂に向かって投げるのではなく、上り坂の方向へ投げてあげましょう。上り坂を駆け上がることで、安全にエネルギーを発散させることができます。

シニア犬が緩やかな坂を上るのを、飼い主が手で優しくお尻を支えてサポートしている様子。

Point 03

【シニア犬・関節に不安のある犬】「上り」だけの利用で筋力維持

年齢を重ねたシニア犬にとって、適度な運動は筋力維持に欠かせません。坂道は、そんなシニア犬のリハビリにも活用できます。
特に負担がかかりやすいのは「下り」なので、上りだけをゆっくり自分のペースで歩かせてあげましょう。
頂上に着いたら、たくさん褒めてあげてください。下りは飼い主さんが抱っこしてあげるか、緩やかな回り道を選ぶなどの工夫をすると、安全に筋力トレーニングができますよ。

💡 この記事のまとめ

愛犬の個性や年齢を理解し、それに合わせて坂道との付き合い方を変えてあげることが、長く楽しく運動を続ける秘訣です。
「うちの子には無理」と決めつけずに、できることから少しずつチャレンジしてみませんか?
愛犬にぴったりの使い方を見つけて、坂道ドッグランを最大限に活用しましょう。

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