UZUZ Magazine #1288
救急セットは“お守り”に。ドッグランでのケガを未然に防ぐ5つのコツ
ドッグランでの一番の願いは、愛犬がケガなく、安全に楽しく過ごしてくれることですよね。そのために救急セットは必須ですが、そもそもその出番がないことが理想です。
この記事では、救急セットを「万が一のお守り」にするために、ケガやトラブルを未然に防ぐための具体的なコツを、ドッグトレーナーの視点からご紹介します。
Point 01
入場前に必ずチェック!愛犬のコンディションとランの環境
ドッグランに着いたら、すぐに愛犬を放すのは少し待って。まずはリードをつけたまま場内を一周し、危険な物や穴がないか、どんな犬がいるかを確認しましょう。
同時に、愛犬の様子も観察します。少しでも疲れている、緊張している様子なら、無理せず短い時間で切り上げる勇気も大切です。
Point 02
トラブル回避の鍵は「観察力」。愛犬のボディランゲージを読もう
犬同士のトラブルの多くは、興奮しすぎが原因です。愛犬がしっぽを下げたり、耳を後ろに倒したり、体を硬直させたりするのは「ちょっと怖いな」「もうやめたいな」というサインかもしれません。
他の犬を執拗に追いかけ回すのも、エスカレートする前に介入が必要です。
愛犬のボディランゲージを読み取り、危険な状況になる前に、名前を呼んでクールダウンさせましょう。
Point 03
休憩もトレーニングのうち。上手なクールダウンのさせ方
15〜20分遊んだら、一度リードをつけてランの隅で休憩させましょう。お水を飲ませたり、優しく体を撫でてあげたりして、興奮した気持ちを落ち着かせます。
このオンとオフの切り替えを教えることは、ドッグランだけでなく日常生活でも役立つ素晴らしいトレーニングです。
「休憩=終わり」ではなく、「また遊ぶためのお休み」と教えてあげましょう。
💡 この記事のまとめ
ケガの予防は、飼い主さんの少しの注意と観察力で実践できます。愛犬のサインをいち早く察知し、適切なタイミングで介入することが、何よりの安全対策です。
救急セットはあくまで「お守り」としてカバンに入れ、予防の意識を持って、愛犬との最高の時間を過ごしてくださいね。
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