手作りもOK?ハーブと精油で始める、愛犬のためのナチュラル消臭スプレー

UZUZ Magazine #1335

手作りもOK?ハーブと精油で始める、愛犬のためのナチュラル消臭スプレー

市販の消臭スプレーも良いけれど、もっとシンプルで、成分のすべてを自分で把握できるものが欲しい。そんなナチュラル志向のあなたへ、手作りのドッグラン消臭スプレーという選択肢をご提案します。
この記事では、安心して使えるハーブや精油の選び方から、基本的な作り方、そして手作りならではの注意点までを丁寧にガイドします。愛犬への想いを込めた、世界に一つだけのオリジナルスプレーで、優しく心地よいケアを始めてみませんか?

木のテーブルの上に、精製水、乾燥カモミール、ミントの葉が入った3つのガラスボウルが並んでいる。

Point 01

基本のレシピ:用意するのはたった3つの材料

手作り消臭スプレーの基本は驚くほどシンプルです。用意するものは「精製水」「無水エタノール(または植物性グリセリン)」「お好みの精油(エッセンシャルオイル)」の3つだけ。
無水エタノールは精油を水に混ぜやすくする役割がありますが、アルコールを避けたい場合は保湿効果のある植物性グリセリンで代用できます。これらを清潔なスプレーボトルに入れてよく振れば、もう完成です。手軽に始められるのが、手作りの大きなベネフィットです。

ハーブを浸したお湯のボウルに、スポイトから金色のエッセンシャルオイルが一滴落ちている。

Point 02

犬にも安全なハーブと精油の選び方

手作りで最も重要なのが、精油の選択です。犬に使用しても比較的安全とされているのは、「ラベンダー」「カモミール・ローマン」「フランキンセンス」などです。これらはリラックス効果も期待できます。
一方で、「ティーツリー」「ペパーミント」「柑橘系(レモン、オレンジなど)」の多くや、「ユーカリ」などは、犬にとって有毒となる可能性があり、使用は絶対に避けるべきです。必ず100%純粋な高品質の精油を選び、ごく少量から試すようにしましょう。

パステルカラーの滑らかな石が絶妙なバランスで積み上げられている。利点とリスクの均衡を象徴。

Point 03

手作りの長所と、知っておくべき短所

手作りの最大の長所は、なんと言っても「成分を完全に把握できる」安心感と「コストパフォーマンス」です。愛犬の好みや体調に合わせて香りを調整できるのも魅力です。
しかし、短所も存在します。防腐剤を使用しないため、市販品に比べて保存期間が非常に短い(冷蔵庫で1〜2週間が目安)こと、そして消臭効果が比較的マイルドであることです。また、作る手間がかかることや、万が一愛犬の体調に変化があった場合は自己責任となる点も、念頭に置いておく必要があります。

💡 この記事のまとめ

手作り消臭スプレーは、愛犬とのコミュニケーションを深め、暮らしを豊かにしてくれる素敵な習慣です。ただし、それは「犬にとって安全な成分」に関する正しい知識があってこそ。もし少しでも不安があれば、アロマテラピーの専門家や獣医師に相談することをお勧めします。
まずは少量から、パッチテストを忘れずに。あなたと愛犬だけの特別なレシピで、ナチュラルなケアを楽しんでみてください。

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