UZUZ Magazine #1400
ドッグトレーナーが選ぶ!安全で衛生的、ドッグランに最適な「おもちゃ」の選び方・管理術
ドッグランに持っていくおもちゃ、何となく選んでいませんか?「すぐに壊れてしまった」「泥だらけになって洗うのが大変…」そんな経験、ありますよね。
実は、ドッグランには向き不向きのおもちゃがあります。この記事では、ドッグトレーナーの視点から、ドッグランに最適な「おもちゃの選び方」から、長持ちさせるための「正しい洗い方と保管方法」までを徹底解説。賢いおもちゃ選びで、もっと安全・清潔にドッグランを楽しみましょう!
Point 01
選び方の3つのポイント:ドッグランに最適な素材と形状
ドッグランでのおもちゃ選びは、家庭内での使用とは少し違う視点が必要です。以下の3つのポイントをチェックしましょう。
1. **素材は「天然ゴム」や「シリコン」がベスト:** これらは耐久性が高く、汚れても丸洗いできるため衛生的です。誤って小さな破片を飲み込んでしまうリスクも低いのが特徴です。
2. **形状はシンプルで誤飲の心配がないもの:** 凹凸が多すぎると汚れが溜まりやすく、小さすぎるボールや部品が取れやすいおもちゃは、興奮した際に誤飲の危険があるため避けましょう。
3. **遠くまで投げられるボールやフリスビー:** 広いドッグランでは、投げるタイプのおもちゃが活躍します。他の犬との距離を保ちながら、愛犬を運動させることができます。
Point 02
長持ち&衛生的!おもちゃの正しい洗い方と保管ステップ
お気に入りのおもちゃを長く清潔に使うためには、帰宅後のケアが欠かせません。この簡単な2ステップを習慣にしましょう。
**ステップ1:汚れを洗い流す**
まずは流水で泥やよだれなどの表面的な汚れをしっかり洗い流します。ブラシを使うと、細かい部分の汚れも落としやすいです。
**ステップ2:洗浄・乾燥させる**
ペットが舐めても安全な食器用洗剤や、おもちゃ専用のクリーナーを使って洗浄します。その後、風通しの良い場所で完全に乾燥させましょう。湿ったままだと雑菌が繁殖する原因になります。
Point 03
これは危険!ドッグランに持っていくべきではないNGおもちゃ
安全に楽しむために、以下のようなおもちゃはドッグランへの持ち込みを避けましょう。
- **音が鳴るおもちゃ(スクイーカー入り):** 甲高い音は他の犬を過度に興奮させ、おもちゃの奪い合いやケンカの原因になりやすいです。
- **硬すぎるプラスチックや骨:** 噛み砕いた際に鋭い破片ができ、口の中を傷つけたり、誤飲したりする危険性が非常に高いです。
- **ぬいぐるみ:** 布製のおもちゃは汚れを吸収しやすく、すぐに不衛生になります。また、他の犬との引っ張り合いで簡単に壊れてしまい、中の綿を誤飲するリスクもあります。
💡 この記事のまとめ
ドッグランでのおもちゃは、ただの遊び道具ではなく、愛犬の安全と健康に直結する大切なアイテムです。正しい知識でおもちゃを選び、適切に管理することで、飼い主さんも愛犬も、心から安心してドッグランの時間を満喫できます。ぜひ、次のお出かけから実践してみてください。
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