UZUZ Magazine #618
うちの子、ドッグランで遊ばない…?小型犬が固まってしまう理由と心の開き方
せっかくドッグランに連れてきたのに、隅っこで固まっていたり、飼い主の足元から離れなかったり…。
「楽しんでもらいたいのに」と、もどかしく思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
その行動には、犬なりの理由があります。無理強いせず、愛犬の心を開くための優しいステップをご紹介します。
Point 01
無理は禁物!まずは「いるだけ」で100点満点
すべての犬が、他の犬と走り回るのが好きなわけではありません。特に、怖がりだったり慎重な性格の小型犬は、大勢の犬や広い場所に圧倒されてしまうことがあります。
そんな時、飼い主さんのそばは唯一の「安全地帯」。
まずは、その場にいるだけでOKと考えましょう。匂いを嗅いだり、周りの様子を観察したりするだけでも、犬にとっては十分な刺激と運動になっています。
Point 02
心を開く3つのステップ:安心できる場所から始めよう
愛犬が少しでもドッグランを楽しめるようになるための、優しいアプローチをご紹介します。
**ステップ1:空いている時間帯を狙う**
まずは他の犬が少ない平日や早朝など、落ち着いた環境から始めましょう。
**ステップ2:飼い主さんが一緒に歩く**
リードをつけたまま、まずは飼い主さんが一緒にエリア内をゆっくり歩いてみましょう。「大丈夫だよ」と声をかけながら、探検気分で付き合ってあげてください。
**ステップ3:ポジティブな経験を積ませる**
少しでも歩けたり、他の犬とすれ違えたりしたら、たくさん褒めておやつをあげましょう。「ドッグランは良いことがある場所」という印象を少しずつ作っていきます。
Point 03
遊びのきっかけ作り:特別なおもちゃと飼い主さんの笑顔
周りに他の犬がいない状況であれば、お気に入りのおもちゃで遊んであげるのも良い方法です。
飼い主さんが楽しそうにしていると、その気持ちは愛犬にも伝わります。
無理に走らせる必要はありません。飼い主さんとのコミュニケーションを楽しむ時間と捉え、愛犬のペースを何よりも尊重してあげてください。
💡 この記事のまとめ
ドッグランでの過ごし方は、一頭一頭違って当たり前です。
「遊ばない」のではなく、「自分なりの楽しみ方を探している」のかもしれません。
愛犬の気持ちに寄り添い、その子に合ったペースでドッグランに慣れていけば、いつかきっと、その子らしい笑顔を見せてくれるはずです。
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