その光、大丈夫?ドッグランで嫌われないためのライト使用マナー

UZUZ Magazine #1382

その光、大丈夫?ドッグランで嫌われないためのライト使用マナー

夜のドッグランで愛犬と安全に過ごすために、携帯用ライトはとても便利ですよね。しかし、その使い方一つで、他の犬や飼い主さんを不快にさせてしまう可能性があることをご存知ですか?

「自分は大丈夫」と思っていても、知らず知らずのうちにマナー違反をしているかもしれません。皆が気持ちよくドッグランを利用するために、知っておくべきライトの安全な使い方と配慮のポイントを解説します。

地面に落ちた光の輪のそばに立つ犬の足元

Point 01

マナー1:光の「向き」は下向きが基本。他者への配慮を忘れずに

最も基本的なマナーは、ライトを他の犬や飼い主さんに直接向けないことです。特に、犬の目に強い光が直接入ると、驚かせたり、興奮させてしまったりする原因になります。

ライトは常に地面や自分の足元を照らすように意識しましょう。これにより、周囲に迷惑をかけることなく、自分と愛犬の安全な動線を確保できます。ちょっとした角度の配慮が、快適な共有空間を保つ鍵です。

明るさを抑えたランタンの横で静かに座る犬のシルエット

Point 02

マナー2:強すぎる光は逆効果。「適度な明るさ」が愛犬を落ち着かせる

安全のためにと、つい最大光量で照らしたくなりますが、実はこれも注意が必要です。犬は人間よりも暗闇での視力に優れているため、強すぎる光はかえってストレスになることがあります。

明るさを調節できるライトなら、必要最低限の光量に設定するのがおすすめです。愛犬の様子を見ながら、怖がったり興奮したりしない、リラックスできる明るさを見つけてあげましょう。過剰ではない「ちょうどいい光」が、穏やかな時間を作ります。

安定した光を瞳に映す犬の目のクローズアップ

Point 03

マナー3:絶対に避けるべき「点滅モード」。犬を混乱させる光のパターン

多くのライトに搭載されている点滅(ストロボ)モードは、緊急時用のものであり、ドッグランでの使用は絶対に避けましょう。予測不能な光の点滅は、犬をひどく混乱させ、不安に陥れます。

最悪の場合、てんかんなどの持病がある犬の発作を誘発する引き金になる可能性も指摘されています。常に安定した光(常灯モード)で使用することが、すべての犬の心と体の健康を守るための鉄則です。

💡 この記事のまとめ

ドッグランは、多くの飼い主と愛犬が共有する大切な場所です。便利なライトも、マナーを守ってこそ真価を発揮します。
「光の向き」「明るさ」「点灯パターン」の3つを意識するだけで、トラブルを未然に防ぎ、誰もが安心して楽しめる空間づくりに貢献できます。今日から、思いやりの光を灯してみませんか?

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