UZUZ Magazine #612
運動不足?ストレス?成犬のためのドッグラン活用術とトラブル回避法
「毎日のお散歩だけじゃ物足りなそう…」「ドッグランで他の犬に吠えたり、追いかけすぎたりしてヒヤヒヤする…」そんな成犬の飼い主さんへ。
ドッグランは最高の運動場所ですが、一歩間違えるとトラブルの原因にも。この記事では、愛犬の運動欲求を満たしつつ、他の犬と上手に付き合うための具体的な方法をご紹介します。
Point 01
1. 興奮しすぎ?入場前のクールダウン ритуал
ドッグランに着いてすぐに中に入るのは、犬の興奮を最高潮にさせてしまいます。まずはリードをつけたまま、ドッグランの周りを5分ほど歩いてみましょう。
外から中の様子を見せ、少し落ち着いてから入場するのがポイントです。
「オスワリ」や「マテ」など、簡単なコマンドで一度気持ちをリセットさせてからリードを外す習慣をつけると、犬も落ち着いてスタートできます。
Point 02
2. 「追いかけっこ」がエスカレートしないための合図
他の犬を執拗に追いかけ回してしまう場合、無理に叱りつけるのは逆効果です。まずは、飼い主さんの元に戻ってくることが楽しいことだと教えましょう。
愛犬の名前を呼び、戻ってきたら大好きなおやつをあげてたくさん褒めてあげてください。これを「呼び戻し」の練習と言います。
遊びがエスカレートしそうになったら、この呼び戻しで一度クールダウン。これを繰り返すことで、犬は興奮を自己制御できるようになります。
Point 03
3. 愛犬の「最適」な運動量を見極める
全力疾走は15分もすれば十分な運動量になります。ハァハァという呼吸が激しくなったり、足取りが重くなったりしたら、休憩のサインです。
日陰に誘導して水を飲ませ、優しく体を撫でてリラックスさせてあげましょう。
「疲れるまで遊ばせる」のではなく、「少し物足りないかな?」というくらいで切り上げるのが、また次も楽しくドッグランに来るための秘訣です。
💡 この記事のまとめ
ドッグランは、成犬にとって素晴らしい刺激と運動の機会を与えてくれます。愛犬の性格や体力をよく観察し、ポジティブなコミュニケーションを心がけることで、トラブルを避け、心身ともに満たされる時間に変えることができます。
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