遊びっぱなしはNG!ドッグラン後の興奮を鎮めるクールダウンと帰宅後ケア

UZUZ Magazine #680

遊びっぱなしはNG!ドッグラン後の興奮を鎮めるクールダウンと帰宅後ケア

ドッグランで思いっきり遊んだ後、愛犬が家に帰っても興奮しっぱなしで落ち着かない…なんてことはありませんか?
楽しい時間の後には、心と体を穏やかな状態に戻してあげる「クールダウン」が不可欠です。この記事では、愛犬の健康を守り、次も楽しくドッグランに行くための、上手な終わらせ方と帰宅後のケアを3つのステップで解説します。

ドッグランの出口に向かって、リードをつけた一匹の犬と飼い主がゆっくりと並んで歩いている足元の写真。

Point 01

ステップ1:ドッグランでの「終わりの儀式」。クールダウンウォーク

ドッグランの終了時間になったら、すぐに車に乗せるのではなく、リードをつけて出口周辺を5分ほどゆっくりと歩きましょう。これを「クールダウンウォーク」と呼びます。
激しく動いていた筋肉を徐々に落ち着かせ、高ぶった心拍数を正常に戻す効果があります。「楽しかったね」と優しく声をかけながら歩くことで、精神的なクールダウンにも繋がります。

飼い主が柔らかい布で、一匹の犬の足を優しく拭いている様子のクローズアップ写真。

Point 02

ステップ2:帰宅後のボディチェックと清潔ケア

家に帰ったら、まずは体を清潔にしてあげましょう。濡れタオルで足裏や体を拭くだけでも、汚れやアレルゲンを落とすことができます。
その際、肉球の間にケガはないか、体にダニなどがついていないか、全身を優しく触りながらチェックする習慣をつけましょう。愛犬とのスキンシップにもなり、異常の早期発見に繋がります。

柔らかいラグの上で、一匹の犬がデンタルガムを静かに噛んでリラックスしている。窓から穏やかな光が差し込んでいる。

Point 03

ステップ3:静かな休息と「頭のクールダウン」

体のケアが終わったら、静かに休める環境を整えてあげましょう。クレートやお気に入りのベッドでゆっくりさせてあげてください。
もし興奮が収まらないようなら、頭を使う「ノーズワーク」がおすすめです。おやつを隠した知育トイや、ガムなどを与えることで、集中して噛む・探すという行為が、高ぶった神経を鎮めてくれます。体を動かす興奮から、心を満たす満足感へとシフトさせてあげましょう。

💡 この記事のまとめ

ドッグランは、ただ遊ばせるだけでなく、その前後のケアまで含めて一つのトレーニングです。上手なクールダウンと丁寧なケアは、愛犬の心と体の健康を守るだけでなく、あなたとの信頼関係をより一層深めてくれます。次のお出かけも、最高の思い出にするために、ぜひ今日のステップを実践してみてください。

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