愛犬が車酔い?ドライブを快適にする「リラックス空間」の作り方

UZUZ Magazine #749

愛犬が車酔い?ドライブを快適にする「リラックス空間」の作り方

愛犬とのドライブは楽しいはずなのに、いつもソワソワ落ち着かなかったり、時には車酔いしてしまったり…。その原因、もしかしたら車内の「居心地」にあるのかもしれません。犬が安心してくつろげる空間を作るには、シートカバーの選び方が非常に重要です。この記事では、愛犬の快適性と安全性を最優先に考えたシートカバー選びのポイントをご紹介します。

シートカバーの裏側にある、滑り止め加工されたシリコンのドットパターンに焦点を当てたマクロ写真。グリップ感が伝わる。

Point 01

落ち着きの第一歩:滑らない「安定感」

カーブやブレーキのたびに足元がツルツル滑ると、犬は常に踏ん張っていなければならず、大きなストレスを感じます。
表面に滑り止め加工が施されているものや、キルティングのように凹凸があって足がかりの良い生地を選びましょう。
さらに重要なのが、カバー自体のズレを防ぐこと。シートに固定するアンカーや、裏面全体に滑り止め加工がされている製品は、犬が動いてもカバーがよれにくく、安定した居場所を提供できます。

ラベンダー色のハンモック型シートカバーが作る優しいカーブを捉えた写真。底には犬用のおもちゃが置かれ、安全な空間を暗示している。

Point 02

心と体を包む「安心感」:ハンモック型の功罪

後部座席に設置する「ハンモック型」は、犬をすっぽり包み込むような形状で、プライベートな空間を作り出し、臆病な子や周りを気にする子に安心感を与えます。
急ブレーキ時に犬がフロントシートの間に落ちる危険を防ぐという、安全面での大きなメリットもあります。
ただし、デメリットとして、外の景色が見えにくくなったり、飼い主の顔が見えなくて不安になったりする子も。愛犬の性格を見極めて選ぶことが大切です。

夏向けの通気性が良いライトブルーのメッシュ生地を、太陽光が柔らかく透過している様子のクローズアップ写真。涼しげな印象を与える。

Point 03

素材が作る「快適温度」:季節に合わせた選択

特に夏場のドライブでは、シートの蒸れが不快感や皮膚トラブルの原因になることも。
通気性の良いコットンやメッシュ素材を一部に使用したシートカバーは、熱がこもりにくく快適です。
逆に冬場は、フリースやボア素材のブランケットを併用してあげると、暖かくリラックスできます。季節に合わせてカバーを使い分けたり、マットを敷いたりする工夫で、一年中快適な特等席を作ってあげましょう。

💡 この記事のまとめ

犬にとって車内は、時に不安を感じる非日常の空間です。しかし、飼い主さんが少し工夫するだけで、そこは安心できるお気に入りの場所に変わります。滑らない安定感、包まれる安心感、そして快適な肌触り。この3つを意識してシートカバーを選び、愛犬が「ドライブ大好き!」と言ってくれるような、最高のリラックス空間をプレゼントしてあげてください。

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