楽しい遊びが豹変?興奮しすぎる愛犬との上手なクールダウン術

UZUZ Magazine #739

楽しい遊びが豹変?興奮しすぎる愛犬との上手なクールダウン術

大好きなロープの引っ張りっこや、ボール遊び。愛犬と遊ぶ時間は、飼い主にとっても至福のひとときですよね。
でも、遊びがエスカレートして唸り始めたり、甘噛みが強くなったりして、「楽しい」が「ヒヤヒヤ」に変わってしまうことはありませんか?
この記事では、遊びの興奮を上手にコントロールし、最後まで楽しく安全に終えるためのクールダウン術をご紹介します。

ロープのおもちゃの端を、犬が優しく口にくわえている様子のマクロ写真。

Point 01

「楽しい」と「興奮しすぎ」の境界線はどこ?

犬の興奮にはレベルがあります。目が血走る、体の動きが硬くなる、呼吸が荒くなる、尻尾を高く上げて小刻みに振る、といったサインは「興奮しすぎ」のサインかもしれません。
これらのサインを見逃さず、興奮が頂点に達する前に介入してあげることが、問題行動を防ぐ鍵となります。
遊びながら愛犬の様子をよく観察する習慣をつけましょう。

床に置かれたおもちゃの隣で、人が手のひらに乗せたおやつを犬が吟味している様子。

Point 02

ステップ1:「ちょうだい」で学ぶおもちゃの交換ゲーム

遊びの途中で、おもちゃを無理やり取り上げるのはやめましょう。犬は「取られたくない!」と余計に興奮してしまいます。
代わりに、「ちょうだい」と優しく声をかけ、おもちゃよりも魅力的なおやつを鼻先に見せてあげます。犬がおもちゃを離しておやつを食べたら、たくさん褒めてあげましょう。
これを繰り返すことで、犬は「おもちゃを渡すと良いことがある」と学び、スムーズに遊びを中断できるようになります。

知育トイであるスナッフルマットに鼻をうずめ、集中しておやつを探している犬の真上からの写真。

Point 03

ステップ2:興奮のサインが見えたら「知育トイ」でクールダウン

引っ張りっこなどで興奮のサインが見え始めたら、「おしまい」と言って遊びを一旦中断します。そして、おやつを隠したノーズワークマットや、フードを詰めたコングなどの知育トイを与えましょう。
嗅覚を使って頭を働かせる遊びは、犬の興奮を静め、集中力を高める効果があります。
体のエネルギーを頭のエネルギーに切り替えることで、穏やかにクールダウンさせることができます。

💡 この記事のまとめ

遊びは、犬のエネルギーを発散させるだけでなく、飼い主とのコミュニケーションを学ぶ絶好の機会です。
興奮のオンとオフを上手に切り替える方法を教えることで、愛犬は感情をコントロールする術を学びます。安全で楽しい遊びの時間を通して、愛犬との絆をさらに深めていきましょう。

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