リードは”命綱”であり”対話”の道具。ドッグランで信頼される飼い主の振る舞い

UZUZ Magazine #1045

リードは”命綱”であり”対話”の道具。ドッグランで信頼される飼い主の振る舞い

ドッグランでのリードの扱いは、単なるルールの問題だけではありません。それは、愛犬の安全を守る「命綱」であり、他の飼い主さんへの「配慮」を示すコミュニケーションツールでもあるのです。
リードの着脱ひとつに、あなたの愛犬への想いと、周囲へのリスペクトが表れます。この記事を通じて、ドッグランで誰もが気持ちよく過ごせるための、一歩進んだ飼い主としての心構えを考えてみませんか?

芝生に座り、遠くで遊ぶ自分の犬を静かに見守っている飼い主の後ろ姿。

Point 01

リードオフは「無責任な放置」ではない

リードを外して自由にさせることは、飼い主の監督責任を放棄することと同義ではありません。むしろ、物理的な繋がりがなくなる分、より一層、愛犬の行動に注意を払う必要があります。
他の犬との相性はどうか、疲れていないか、危険な行動をしていないか。常に愛犬の様子を観察し、いつでも介入できる準備をしておくことが、リードを外す上での大前提です。
スマホに夢中になるのは、絶対にやめましょう。

リードの持ち手を握る飼い主の手元。背景には、別の飼い主と犬が近づいてくる様子がぼかして写っている。

Point 02

リード装着は「配慮」のサイン。相手を思いやるコミュニケーション

もし、ドッグラン内で他の犬が怖がっていたり、トレーニング中であったりする場面に遭遇したら、どうしますか?そんな時、さっと自分の犬を呼び寄せてリードを付ける行為は、「あなたの犬のスペースを尊重しますよ」という、非常にスマートな配慮のサインになります。
逆に、新しく入ってきた犬が緊張しているようであれば、自分の犬にリードをつけて少し距離をとってあげるのも良いでしょう。
この思いやりが、ドッグラン全体の快適な雰囲気を作り出します。

犬の首輪についている、リードを繋ぐための金属製Dリングのマクロ撮影。

Point 03

「うちの子は大丈夫」は禁物。謙虚な姿勢が信頼を生む

自分の愛犬がどんなに社交的で温厚でも、「うちの子は絶対に大丈夫」という過信は禁物です。犬の行動は、相手や状況によって常に変化する可能性があります。
万が一、自分の犬が相手に迷惑をかけてしまった場合は、すぐに駆けつけてリードを付け、誠意をもって謝罪する姿勢が大切です。
「犬同士のことだから」で済ませず、常に謙虚な気持ちでいることが、他の飼い主さんからの信頼に繋がります。

💡 この記事のまとめ

ドッグランでのリードは、ルールを守るための道具であると同時に、飼い主の意識を映し出す鏡のようなものです。愛犬の命を守り、周囲の人々との無用なトラブルを避け、円滑なコミュニケーションを築くための最高のツールなのです。
リードの使い方ひとつで、あなたと愛犬のドッグランでの体験は、より豊かで素晴らしいものになるでしょう。

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