UZUZ Magazine #1069
うんちだけじゃない!ドッグランの「見えない衛生リスク」から愛犬を守る完全ガイド
ドッグランでのうんち処理、完璧にこなしていますね。でも、実はドッグランの衛生管理はそれだけではありません。他の犬のよだれ、共有の飲み水、地面に潜む細菌…。
愛犬を「見えないリスク」から守り、安全に楽しませるためには、もう一歩進んだ衛生知識が必要です。この記事では、うんち以外の衛生問題に焦点を当て、ドッグランから帰った後まで続く、トータルな衛生管理術をご紹介します。
Point 01
共有エリアの注意点:飲み水、おもちゃ、挨拶の仕方
たくさんの犬が集まる場所では、病気の感染リスクも高まります。特に注意したいのが、唾液を介して広がる病気です。
**飲み水:** 施設に設置された共用の水飲み場は便利ですが、他の犬の唾液が混ざっている可能性があります。できるだけ持参した「自分専用の水」をあげるようにしましょう。
**おもちゃ:** よだれが付いたおもちゃの貸し借りは、感染症のリスクを高めます。他のおもちゃで遊びたがる場合は、一度飼い主さんに確認し、許可を得てからにしましょう。
Point 02
ドッグラン後の新習慣!お家に帰ってからの3ステップ・クリーンケア
ドッグランから帰宅したら、家の中に外の汚れを持ち込まないためのケアが大切です。これを習慣にすることで、家族全員が衛生的に過ごせます。
**ステップ1:足裏を拭く**
濡らしたタオルやペット用のウェットティッシュで、4本の足の裏と指の間を丁寧に拭きます。土や見えない細菌をここでシャットアウトします。
**ステップ2:ブラッシング**
全身を軽くブラッシングし、被毛についた草やホコリ、ノミ・ダニがいないかをチェックしながら取り除きます。
**ステップ3:全身のチェック**
最後に、体に怪我がないか、他の犬に噛まれた跡がないかなどを優しく触りながら確認しましょう。
Point 03
お守り代わりに!携帯用除菌グッズの上手な使い方
お散歩バッグに、ペットにも安全な除菌スプレーやウェットティッシュを一つ入れておくと、様々な場面で役立ちます。
例えば、愛犬が他の犬の排泄物に触れてしまった時や、共有のベンチに座らせる前などにサッと一拭き。また、自分の手を清潔に保つためにも使えます。ただし、使用する際は必ずペット用の、舐めても安全な成分のものを選んでください。
💡 この記事のまとめ
ドッグランを最大限に楽しむためには、うんち処理だけでなく、総合的な衛生管理が鍵となります。少しの手間をかけることで、愛犬を様々なリスクから守り、より健康で安全なドッグライフを送ることができます。正しい知識を身につけ、これからも愛犬との素晴らしい時間を過ごしてください。
この記事は役に立ちましたか?