角を立てずに断るには?ドッグランでの「おやつコミュニケーション術」

UZUZ Magazine #1110

角を立てずに断るには?ドッグランでの「おやつコミュニケーション術」

「かわいいわね」と、他の飼い主さんが愛犬におやつを差し出してくれる。嬉しいけれど、アレルギーや食事管理のことが心配で、どう断ればいいか困った経験はありませんか?
デリケートな問題だからこそ、スマートに対応したいもの。この記事では、ドッグランで起こりがちな「おやつトラブル」を、角を立てずに解決するための具体的なフレーズと心構えをご紹介します。

犬用のフードボウルの中に、おやつでできたクエスチョンマークが置かれている

Point 01

なぜ「勝手におやつ」はNG?理由を再確認

まず、なぜ許可なく他の犬におやつをあげてはいけないのか、理由を明確にしておきましょう。これは断る際の自信にも繋がります。
主な理由として、①食物アレルギーによる健康被害、②病気の治療や体重管理のための食事制限、③「知らない人から食べ物をもらわない」というしつけ方針、などが挙げられます。相手の善意を無下にするのではなく、愛犬を守るための大切なルールなのです。

おやつを持つ手に対して、もう片方の手が優しく「待って」と制止しているジェスチャー

Point 02

ステップ1:感謝を伝えてから理由を添える「魔法のフレーズ」

おやつを差し出されたら、まずは笑顔で「ありがとうございます!」と感謝を伝えましょう。その上で、簡潔に理由を述べます。これが角を立てないための最も重要なポイントです。
例えば、「ありがとうございます!でも、この子アレルギーがあって、決まったものしかあげられないんです」「嬉しいです!ただ今、ダイエット中でして…ごめんなさい」のように、ポジティブな言葉から始めると、相手も嫌な気持ちになりません。

背景のぼやけた distractions を無視して、飼い主をじっと見つめている犬

Point 03

ステップ2:愛犬が「おねだり」しないための事前対策

そもそも愛犬が他の飼い主さんにおやつをねだりに行かないように、普段から対策しておくことも大切です。休憩している人の周りをうろつき始めたら、名前を呼んで自分の元に引き寄せましょう。
「マテ」や「フセ」で待たせる練習をしておくと、いざという時に行動をコントロールしやすくなります。愛犬の注意を自分に向けさせることで、こうしたトラブルを未然に防ぐことができます。

💡 この記事のまとめ

ドッグランでのコミュニケーションは、時に気を遣う場面もありますが、基本は「お互いの愛犬を尊重する」という気持ちです。相手の善意に感謝しつつ、愛犬の健康と安全を最優先に考えた行動を心がけましょう。この記事で紹介したフレーズが、あなたのドッグランライフをより快適にする一助となれば幸いです。

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