ヒヤリとする前に!坂道ドッグランで起きがちなトラブルとスマートな回避術

UZUZ Magazine #669

ヒヤリとする前に!坂道ドッグランで起きがちなトラブルとスマートな回避術

「坂の上から猛スピードで他の犬が…!」「うちの子が他の子にぶつからないか心配…」
解放感あふれる坂道ドッグランですが、平地とは違う特有の危険やトラブルの種が潜んでいます。
この記事では、坂道ドッグランでよくあるヒヤリハット事例を挙げながら、愛犬と周りのみんなが気持ちよく過ごすためのスマートなマナーと回避術を伝授します。

パステルカラーの背景に、坂の上から下へ向かう速い光跡と、下から上へ向かうゆっくりした光跡が交差しかけている抽象的なイメージ。

Point 01

トラブル例1:「下り坂ロケット」との衝突

坂の上から他の犬がすごい勢いで駆け下りてきて、ヒヤリとした経験はありませんか?これを私たちは「下り坂ロケット」と呼んでいます。
この回避術は、まず坂の頂上付近や真下など、犬の動線上では立ち止まらないこと。
そして、愛犬を遊ばせる際は、常に坂の上からの犬の動きにも注意を払いましょう。「危ない!」と感じたら、すぐに愛犬の名前を呼んで自分のそばに引き寄せる練習をしておくと安心です。

見晴らしの良い小さな丘の頂上に、犬のおもちゃが一つだけポツンと置かれている。

Point 02

トラブル例2:坂の頂上での「場所取り」と「興奮」

坂の頂上は見晴らしが良いため、犬たちが集まりやすい場所です。しかし、それがテリトリー意識を刺激し、犬同士の緊張につながることもあります。
もし愛犬が頂上で他の犬を威嚇したり、逆に怖がったりする素振りを見せたら、一度その場所から離れましょう。
「さあ、次へ行こう!」と明るく声をかけ、別の場所へ誘導してあげることで、愛犬の気持ちを上手に切り替えてあげることができますよ。

疲れて目を閉じている犬のまぶたのクローズアップ。穏やかで休息が必要な様子。

Point 03

トラブル例3:疲労による「ガウガウ」の発生

坂道での運動は、犬が思っている以上に体力を消耗します。そして、犬は疲れるとイライラしやすくなり、他の犬に対して攻撃的になってしまうことがあります。
愛犬の動きが鈍くなったり、あくびが増えたりしたら、それは「疲れたよ」のサインかもしれません。
トラブルが起きる前に、飼い主さんから「今日はここまで」と切り上げて、クールダウンさせてあげましょう。楽しい思い出で終わることが何より大切です。

💡 この記事のまとめ

坂道ドッグランでのトラブルは、少しの知識と配慮でその多くを防ぐことができます。
大切なのは、愛犬から目を離さず、周りの状況をよく見ること。そして、何よりも「無理をしない、させない」ことです。
スマートなマナーを身につけて、安全で楽しいドッグランライフを送りましょう。

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