ドッグランで吠えちゃう子必見!興奮を自信に変えるポジティブ社会化トレーニング

UZUZ Magazine #677

ドッグランで吠えちゃう子必見!興奮を自信に変えるポジティブ社会化トレーニング

「ドッグランで他の犬に会うと、興奮して吠え続けてしまう…」「怖がりで、近づく犬みんなに吠えてしまって気まずい…」そんなお悩みはありませんか?
吠える行動は、愛犬からの大切なサインです。この記事では、愛犬の気持ちに寄り添いながら、吠えをポジティブなコミュニケーションに変えていくための、具体的な3ステップトレーニングをご紹介します。

飼い主の足元で落ち着いて座り、ぼやけたフェンスの向こうを見つめる一匹の犬。飼い主の手にはご褒美のおやつが見える。

Point 01

ステップ1:安全な距離からスタート。「見るだけ」で褒める練習

まずはドッグランの中には入らず、フェンスの外から他の犬を「見るだけ」の練習をします。愛犬が他の犬を見て、吠えずに落ち着いていられたら、すぐに「いい子!」と褒めてご褒美をあげましょう。
もし吠えてしまったら、それは距離が近すぎるサインです。叱らずに、そっとその場を離れて、もっと遠くから再チャレンジしてください。重要なのは「落ち着いて見れたら良いことがある」と教えることです。

落ち着いている一匹の犬の背中を、飼い主の手が優しく撫でているクローズアップ写真。犬の毛の柔らかな質感が伝わる。

Point 02

ステップ2:飼い主さんの「落ち着き」が愛犬に伝わる

犬は飼い主さんの感情を敏感に察知します。「吠えたらどうしよう」という不安や緊張は、リードを通して愛犬に伝わってしまいます。
まずは飼い主さん自身がリラックスすることを心がけましょう。深呼吸をして、肩の力を抜いてください。あなたが落ち着いていれば、愛犬は「この状況は怖くないんだ」と安心して、冷静に行動しやすくなります。

ぼやけた緑のフィールドから続く小道を、飼い主の足元で一匹の犬が楽しそうに歩き去っていく後ろ姿。

Point 03

ステップ3:短時間で切り上げる勇気。成功体験を積み重ねよう

トレーニングの目標は、長時間遊ばせることではありません。たとえ5分でも、愛犬が吠えずに落ち着いて過ごせたら、それは大きな成功です。
愛犬が少しでも良い状態でいるうちに、「今日はここまで。上手だったね!」とたくさん褒めて切り上げましょう。この小さな成功体験の積み重ねが、ドッグランは怖くない、楽しい場所だという自信に繋がっていきます。

💡 この記事のまとめ

ドッグランでの吠えは、一朝一夕にはなくならないかもしれません。でも、愛犬のペースで一歩ずつ進めば、必ず変化は見えてきます。叱るのではなく、愛犬の気持ちを理解し、成功体験をデザインしてあげること。それが、愛犬との信頼関係を深めながら社会化を進める一番の近道です。

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