うちの子、内弁慶かも?飼い主から離れられない愛犬とドッグランを楽しむコツ

UZUZ Magazine #678

うちの子、内弁慶かも?飼い主から離れられない愛犬とドッグランを楽しむコツ

ドッグランに連れて行っても、ずっと足元に隠れて他の犬と遊ぼうとしない…。そんなシャイな愛犬の姿に、少し寂しさを感じていませんか?
でも、大丈夫。それは愛犬があなたを信頼している証拠です。この記事では、内気な愛犬の心をゆっくりと開き、ドッグランを「二人だけの特別な遊び場」から始めるための3つのアプローチをご紹介します。

飼い主の手が芝生の上でパステルカラーのボールを転がしており、そのボールに一匹の犬が鼻を近づけているクローズアップ写真。

Point 01

ステップ1:まずは「二人だけの世界」を楽しむ

他の犬の輪に入る必要は全くありません。まずは、ドッグランの隅の方で、愛犬とあなただけの時間を楽しみましょう。
お気に入りのおもちゃで引っ張りっこをしたり、優しくボールを転がしてあげたり。大切なのは、「飼い主さんと一緒だと、ここはすごく楽しい場所だ」と愛犬に感じてもらうことです。無理に他の犬と交流させようとしないでください。

飼い主の持つおやつに集中している一匹の犬。背景には、水彩画のように他の犬のシルエットが完全にぼやけて写っている。

Point 02

ステップ2:他の犬を「風景」に変える魔法のトレーニング

他の犬が視界に入ると緊張してしまう子には、ポジティブな関連付けが有効です。他の犬が遠くに見えた瞬間に、すかさず特別なおやつをあげましょう。
これを繰り返すことで、「他の犬が見える=嬉しいことが起こる」という学習が進みます。他の犬の存在が、恐怖の対象から「良いことの合図」に変わり、少しずつ気にならない「風景」の一部になっていきます。

何かに興味を示して、ぴんと立てられた一匹の犬の耳のクローズアップ写真。背景は柔らかくぼけている。

Point 03

ステップ3:愛犬からの「GOサイン」を見逃さない

トレーニングを続けると、愛犬が自分から他の犬に興味を示す瞬間が訪れるかもしれません。尻尾が少し上がったり、耳がそちらを向いたり、鼻をクンクンさせたり。
それは愛犬からの「ちょっと気になるかも」というGOサインです。そのサインを見つけたら、無理強いはせず、愛犬が自分で近づいていくのを見守ってあげましょう。あなたの焦らない姿勢が、愛犬に勇気を与えます。

💡 この記事のまとめ

愛犬が飼い主さんのそばにいることを選ぶのは、深い信頼の証です。その気持ちを尊重し、愛犬のペースで社会に触れる機会を作ってあげることが大切です。ドッグランを「社交の場」と気負わず、「愛犬との絆を深める場所」と考えてみてください。きっと、愛犬らしい楽しみ方が見つかるはずです。

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