嬉ション・飛びつきにサヨナラ!飼い主の帰宅時、愛犬を落ち着かせるための新習慣

UZUZ Magazine #740

嬉ション・飛びつきにサヨナラ!飼い主の帰宅時、愛犬を落ち着かせるための新習慣

仕事や外出から帰宅したとき、愛犬が全身で喜びを表現してくれる姿は、飼い主にとって何よりの癒やしですよね。でも、その喜びが度を越して、飛びつきが止まらなかったり、嬉ション(興奮による失禁)をしてしまったりすると、対応に困ってしまうことも。
この記事では、帰宅時の過剰な興奮を「穏やかな再会」に変えるための、新しい習慣をご提案します。

窓の外を眺めて飼い主の帰りを待っている犬のシルエット。

Point 01

嬉しすぎもストレス?過剰な興奮の裏にある分離不安

帰宅時の爆発的な喜びは、単に「会えて嬉しい!」という気持ちだけでなく、「一人で寂しかった、不安だった」という気持ちの裏返しである場合があります。
これを「分離不安」と呼びます。
飼い主との再会が劇的であればあるほど、「離れること」と「再会すること」が犬にとって一大事になり、不安を助長してしまう可能性があるのです。

玄関のテーブルに置かれたカバンと鍵にピントが合っており、背景では犬が静かに座って待っている。

Point 02

ステップ1:帰宅後の「5分間」は平静を装う勇気

少し心が痛むかもしれませんが、帰宅したらまず、愛犬のことは意識しないようにします。声をかけず、目を合わせず、触りません。
まずは自分の上着を脱いだり、荷物を置いたり、手を洗ったりと、普段通りの行動を淡々とこなしましょう。
これは「飼い主の帰宅は、日常の当たり前の出来事」だと犬に教えるためです。特別なイベントではないと理解させることが目的です。

床に伏せてリラックスしている犬の頭を、人の手が優しく撫でているクローズアップ写真。

Point 03

ステップ2:犬が落ち着いたら「静かに」愛情を伝える

あなたが自分の用事を済ませているうちに、犬の興奮も少しずつ収まってきます。犬が四つ足で床に立ち、静かになったタイミングを見計らって、初めて声をかけます。
「ただいま」「いい子で待ってたね」と低い、落ち着いた声で話しかけ、そっと体を撫でてあげましょう。
「興奮していない、落ち着いている状態」のときに愛情を伝えることで、犬は落ち着いている方が褒めてもらえると学習します。

💡 この記事のまとめ

飼い主との再会は、犬にとって嬉しい出来事であることに変わりありません。しかし、その表現方法を少しだけ穏やかなものに変えてあげることで、犬は留守番中の不安から解放され、より精神的に自立することができます。
日々の小さな習慣の積み重ねが、あなたと愛犬の間に、より深く、穏やかな信頼関係を築いてくれるでしょう。

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