それ、本当に安全?ドッグランに潜む「危険なおもちゃ」と正しい選び方の全知識

UZUZ Magazine #980

それ、本当に安全?ドッグランに潜む「危険なおもちゃ」と正しい選び方の全知識

「丈夫そうだから」「よく遊ぶから」という理由だけで、ドッグランへのおもちゃを選んでいませんか?
実は、普段家で使っているおもちゃの中には、ドッグランに持ち込むと危険なものが隠れています。
愛犬の安全を守るために、ドッグランでの使用を避けるべきおもちゃの種類と、本当に安全なおもちゃの見分け方を、ドッグトレーナーが徹底解説します。

テニスボールのザラザラした表面の質感を強調したマクロ写真。歯への危険性を示唆している。

Point 01

NG例1:テニスボール「実は歯を削る危険性」

犬のおもちゃの定番と思われがちなテニスボールですが、注意が必要です。
人間用のテニスボールの表面は、ヤスリのように硬いナイロンやウールでできており、繰り返し噛むことで犬の歯(エナメル質)を削ってしまう恐れがあります。
また、中のゴムを噛み砕いて誤飲する事故も報告されています。犬専用に設計された、安全な素材のボールを選びましょう。

犬用の適切なサイズのボールと、危険なほど小さいボールを並べて比較している写真。

Point 02

NG例2:小さすぎるボール「喉に詰まるリスク」

ドッグランでは犬が興奮し、普段はしないような行動をとることがあります。
特にボール遊びに夢中になると、勢い余って小さなボールを丸飲みしてしまう危険性があります。
おもちゃのサイズは、愛犬の口よりも大きく、簡単に喉の奥に入らないものを選ぶのが鉄則です。サイズ選びに迷ったら、少し大きめを選ぶようにしましょう。

犬用おもちゃの素材や縫製を丁寧に確認している人の手元のクローズアップ。

Point 03

安全なおもちゃの選び方:3つのチェックポイント

安全なおもちゃを選ぶには、3つのポイントを確認しましょう。
第一に「素材」。天然ゴムなど、犬が口にしても安全な非毒性素材を選びます。
第二に「構造」。パーツが取れやすいものや、すぐに壊れそうな縫製のものは避けます。
第三に「サイズ」。前述の通り、愛犬の口より大きいものを選び、常に安全を最優先してください。

💡 この記事のまとめ

ドッグランでの楽しい時間は、安全という土台があってこそ成り立ちます。
この記事で紹介したNG例とチェックポイントを参考に、今一度おもちゃ箱の中身を見直してみてください。
正しい知識で安全なおもちゃを選ぶことが、飼い主として愛犬にできる最高のプレゼントの一つです。

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