怖がりな子のためのドッグラン入門ガイド:おやつで「安心の場所」を作る方法

UZUZ Magazine #1105

怖がりな子のためのドッグラン入門ガイド:おやつで「安心の場所」を作る方法

「ドッグランに連れて行っても、隅っこで固まってしまう」「他の犬が来ると、私の後ろに隠れてしまう」…愛犬が怖がっている姿を見るのは、飼い主として辛いものですよね。
でも、無理強いは禁物です。怖がりな子には、その子のペースに合ったドッグランの楽しみ方があります。
この記事では、おやつを魔法のアイテムとして使い、ドッグランを「怖い場所」から「安心できる楽しい場所」へと変えるステップをご紹介します。

パステルカラーの背景に置かれた、砂が落ち始めたばかりの美しい砂時計のミニマルな写真。

Point 01

ステップ1:滞在時間は5分から!「楽しい記憶」で終わらせる

最初の目標は、ドッグランで遊ぶことではありません。「ドッグランに来て、楽しい気持ちで帰る」ことです。
まずは他の犬がいない、または非常に少ない時間帯を選び、たった5分だけ滞在してみましょう。
その間に大好きなおやつをあげて、「ここに来ると良いことがある」という短いけれど最高の記憶を作ってあげます。

緑の芝生の中に隠された小さなおやつのマクロ写真。太陽の光が差し込み、キラキラと輝いている。

Point 02

ステップ2:隅っこでOK!「おやつ探しゲーム」で自信をつける

愛犬が隅っこから動かなくても大丈夫。その「安全地帯」で、簡単なトレーニングやゲームをしてみましょう。
例えば、足元に数粒のおやつを隠して探させる「ノーズワーク」は、犬が本来持つ能力を使えるので自信につながります。
他の犬ではなく、おやつと飼い主さんに集中することで、周りの環境への不安が少しずつ和らいでいきます。

ドッグランの遠くを眺めている犬の後ろ姿。遠景には他の犬の小さなシルエットがぼんやりと写っている。

Point 03

ステップ3:他の犬は「風景」。おやつでポジティブな関連付け

他の犬が遠くに見えた瞬間に、すかさずおやつをあげてみましょう。
「他の犬が見える → 飼い主さんが美味しいものをくれる」という関連付けを何度も繰り返します。
これにより、「他の犬=怖いもの」というイメージが、「他の犬=良いことの予兆」へと少しずつ変化していく可能性があります。無理に挨拶させる必要は全くありません。

💡 この記事のまとめ

怖がりな子のドッグラン克服は、スモールステップの積み重ねが全てです。愛犬の小さな「できた!」を見逃さず、たくさん褒めてあげてください。おやつを上手に使って、愛犬だけのペースでドッグランを好きになってもらいましょう。いつか、愛犬がリラックスしてしっぽを振る日がきっと来ますよ。

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