UZUZ Magazine #1158
クールウェアの効果を最大化!夏のドッグランを120%楽しむための熱中症対策術
「クールウェアを着せているから大丈夫」と安心していませんか?実は、使い方や他のアイテムとの組み合わせ次第で、その効果は大きく変わります。
この記事では、クールウェアの効果を最大限に引き出し、夏のドッグランをさらに安全で快適にするための、一歩進んだ熱中症対策術をご紹介します。
Point 01
ただ濡らすだけはNG?クールウェアの効果的な使い方
クールウェアは、水分が蒸発する際の気化熱で体を冷やす仕組みです。そのため、効果的な「濡らし方」が重要になります。
びしょ濡れにするのではなく、霧吹きなどで全体がしっとりする程度に濡らすのがポイント。特に、首回りや胸、脇の下など、太い血管が通っている部分を重点的に湿らせると冷却効果が高まります。
ドッグランの最中も、ウェアが乾いてきたらこまめに濡らし直してあげましょう。
Point 02
プラスアルファで万全!合わせ技で使いたい便利グッズ
クールウェアと合わせて使うと、さらに効果的な熱中症対策グッズがあります。
【クールネック・バンダナ】首を冷やすことに特化したアイテム。ウェアと併用することで、より効率的に体を冷やすことができます。
【携帯ミストファン】遊んだ後のクールダウンに最適。愛犬の顔に直接風を当てるのではなく、体全体に涼しい風を送ってあげましょう。
【アスファルト用肉球クリーム】夏の地面は想像以上に高温です。ドッグランに行く前後に塗って、大切な肉球を保護してあげてください。
Point 03
見極めが肝心!ドッグランでの休憩&水分補給のベストタイミング
犬は夢中で遊んでいると、自分の限界に気づかないことがあります。飼い主が意識的に休憩を取らせてあげましょう。
15〜20分遊んだら、一度日陰で5分ほど休憩させるのが目安です。その際に、必ず新鮮な水を飲ませてあげてください。
舌が異常に赤くなっている、呼吸が荒く速い、よだれが多いなどのサインは熱中症の初期症状かもしれません。少しでも様子がおかしいと感じたら、すぐに遊びを中断し、体を冷やして涼しい場所で休ませましょう。
💡 この記事のまとめ
クールウェアは万能ではありません。その効果を正しく理解し、他の対策と組み合わせることで、初めて夏のドッグランを心から楽しむことができます。愛犬の様子を常に観察しながら、安全第一で楽しい夏の思い出を作ってくださいね。
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