UZUZ Magazine #1272
ドッグランで「おいで!」が効く!椅子を使った魔法のクールダウントレーニング
広大なドッグランで、愛犬が楽しそうに走り回る姿は嬉しいもの。でも、興奮しすぎて飼い主の声が届かず、「おいで!」と呼んでも戻ってこなくてヒヤッとした経験はありませんか?
そんなお悩みを解決するのが、持参した「椅子」を使ったトレーニングです。
叱ることなく、遊びながら楽しくできるクールダウンの習慣を身につけましょう。
Point 01
ステップ1:お家で実践!椅子は「ご褒美がもらえる場所」
まずはドッグランに行く前に、お家の中で椅子に慣れさせましょう。折りたたみ椅子を広げ、愛犬がその存在に気づいたら褒めてあげます。
次に、飼い主さんが椅子に座り、「おいで」と呼びます。愛犬が足元に来たら、たくさん褒めて、とっておきのご褒美をあげましょう。
これを繰り返すことで、愛犬は「椅子=飼い主さんのそばに行くと良いことがある場所」と学習します。
Point 02
ステップ2:ドッグランで挑戦!「クールダウン基地」に戻ろうゲーム
ドッグランに着いたら、まずフェンス際などの落ち着いた場所に椅子を設置します。
愛犬が他の犬と遊び始める前に、一度リードをつけたまま「椅子に戻る」練習をしてみましょう。上手に戻れたら、お家で練習した時のように、たくさん褒めてご褒美をあげてください。
遊びの合間にも、「おいで!」と呼んで椅子に戻るゲームを取り入れることで、呼び戻しの成功率が格段にアップします。
Point 03
ステップ3:興奮のサインを見逃さず、休憩を習慣に
愛犬の呼吸が速くなったり、動きが激しくなったり、よだれが増えてきたりしたら、それは興奮しすぎのサインです。
そのサインを見つけたら、飼い主さんから「休憩しようか」と優しく声をかけ、椅子に誘導してあげましょう。
椅子で水分補給をしたり、体を撫でてあげたりして、落ち着かせる時間を作ります。これを繰り返すことで、愛犬は自分で感情をコントロールすることを学んでいきます。
💡 この記事のまとめ
椅子を使ったトレーニングは、愛犬との信頼関係を深める絶好の機会です。
「休憩=遊びの終わり」ではなく、「次の遊びをもっと楽しむための大切な時間」と教えてあげましょう。
叱らずに楽しく、ドッグランでの呼び戻しをマスターしてくださいね。
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