UZUZ Magazine #1363
呼び戻しも成功率アップ!ドッグランで差がつくフードボウル活用トレーニング術
広いドッグランで、愛犬が夢中になって遊ぶ姿は本当に嬉しいものですよね。
でも、いざ帰ろうという時に「おいで!」の声が全く届かない…。そんな「呼び戻し」の悩みを、いつものフードボウルで解決できるかもしれません。
この記事では、フードボウルを特別なトレーニングツールとして活用し、愛犬との絆を深めながら呼び戻しの成功率を上げる方法をご紹介します。
Point 01
なぜフードボウルが効くの?「特別感」の魔法
トレーニングの鍵は、「飼い主さんの元に戻ると、最高に良いことがある」と愛犬に学習してもらうことです。
そこで活躍するのがフードボウル。普段の食事用とは別に、「ドッグランでしか使わない特別なボウル」を用意してみましょう。
「このボウルが出てきた時=とびきり美味しいものがもらえる時」と関連付けることで、飼い主さんへの注目度と期待感を劇的に高めることができます。
Point 02
ステップ1:お家でできる「ボウル=楽しいこと」の関連付け
ドッグランで実践する前に、まずはお家で簡単な練習をします。
ステップ1:ボウルを見せる
まずは、特別なボウルを愛犬に見せます。
ステップ2:名前を呼んで、ご褒美
次に、愛犬の名前を呼び、目が合ったら「いい子!」と褒めて、ボウルに特別なご褒美(いつもより少し豪華なフードや、大好きなおやつ)を一粒入れてあげます。
ステップ3:繰り返す
これを数回繰り返すことで、「特別なボウル」と「飼い主さんからの嬉しいご褒美」が愛犬の中で強く結びつきます。
Point 03
ステップ2:ドッグランでの実践!呼び戻しチャレンジ
お家での練習が成功したら、いよいよドッグランで実践です。
ステップ1:簡単な状況から始める
まずは、他の犬がいない静かな場所で、愛犬が近くにいる時にチャレンジします。「(名前)、おいで!」と明るい声で呼びましょう。
ステップ2:来たら、最大級に褒めてご褒美
愛犬が戻ってきたら、大げさなくらいに褒めちぎり、すぐに特別なボウルにご褒美を入れてあげます。
ステップ3:遊びの合間に行う
この練習は、帰る時だけでなく、遊びの合間に何度も行いましょう。「呼ばれても、また遊びに戻れる」と学習することで、呼び戻しへの抵抗感を減らすことができます。
💡 この記事のまとめ
フードボウルをトレーニングツールとして使うことで、ドッグランはただの遊び場から、愛犬との絆を深める「学びの場」へと変わります。
叱るのではなく、楽しい経験を積み重ねるポジティブなトレーニングで、呼び戻し上手を目指しましょう。
愛犬があなたの声に喜んで応えてくれる姿は、何よりの喜びになるはずです。
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