クレートは罰じゃない。愛犬が喜んで入る「安心の寝床」に変える魔法の3ステップ

UZUZ Magazine #356

クレートは罰じゃない。愛犬が喜んで入る「安心の寝床」に変える魔法の3ステップ

「クレートに入れようとすると、嫌がって吠えてしまう…」「無理やり閉じ込めているようで、心が痛む」。そんな風に、愛犬のクレートトレーニングに悩んでいませんか?
実は、ほんの少し接し方を変えるだけで、クレートは「怖い場所」から「世界一安心できる自分だけの部屋」に変わります。
この記事では、愛犬との信頼関係を深めながら、クレートを大好きになってもらうための具体的な方法をご紹介します。

パステルカラーのクレートの入り口に置かれた一つのおやつ。手前にはぼやけた子犬の鼻先が見える。

Point 01

ステップ1:クレートは「おやつの出てくる魔法の箱」

最初の目標は、クレートに対する警戒心を解くことです。決して無理やり中に入れてはいけません。
まずはクレートの扉を開けたまま、中におやつや大好きなおもちゃを置いてみましょう。
愛犬が自ら入っていくのを待ち、「クレートに入ると良いことがある」という経験を何度も繰り返すことが、成功への一番の近道です。

クレートの中に置かれたパステルブルーのフードボウル。背景には心地よさそうなブランケットが敷かれている。

Point 02

ステップ2:「ここで休むと気持ちいい」を教える食事タイム

クレートに慣れてきたら、次にご飯を中で与えてみましょう。最初は扉のすぐ近くから始め、少しずつ奥へとフードボウルを移動させていきます。
夢中でご飯を食べている間は、クレートの中にいることへの抵抗感が薄れます。
「ここは安心して食事に集中できる場所だ」と認識してくれれば、リラックスできる空間としての価値がさらに高まります。

白いクレートのドアの掛け金にそっと置かれた人の手。中では柴犬の子犬が安らかに眠っている。

Point 03

ステップ3:短い時間から始める「扉を閉める練習」

愛犬が中でくつろいだり、眠ったりするようになったら、いよいよ扉を閉める練習です。おやつをあげている最中や、おもちゃで遊んでいる時に、そっと扉を閉めてみましょう。
最初は数秒から。すぐに開けて褒めてあげます。これを繰り返し、少しずつ時間を延ばしていくことで、「扉が閉まっても、飼い主は必ず戻ってくる」という信頼関係を築くことができます。

💡 この記事のまとめ

クレートトレーニングは、愛犬の性格やペースに合わせて、焦らず進めることが何よりも大切です。罰として使うのではなく、愛情を込めて「あなただけの特別な場所だよ」と教えてあげましょう。
今日からできる小さな一歩を、ぜひ試してみてください。その積み重ねが、愛犬とのより豊かで安心な暮らしに繋がるはずです。

この記事は役に立ちましたか?

0

「犬 クレート」関連商品ランキング

レビュー件数が多い人気のアイテムをチェック!

トップ > お役立ち記事一覧 > クレートは罰じゃない。愛犬が喜んで入る「安心の寝床」に変える魔法の3ステップ
都道府県からドッグランを探す
北海道・東北 関東 北陸・甲信越 東海 近畿 中国・四国 九州・沖縄 特長からドッグランを探す