もしかしてストレスサイン?ドッグランでの「噛みつき」を防ぐ愛犬のボディランゲージ講座

UZUZ Magazine #581

もしかしてストレスサイン?ドッグランでの「噛みつき」を防ぐ愛犬のボディランゲージ講座

ドッグランで突然、愛犬が他の犬に唸ったり噛みつこうとしてヒヤッとした経験はありませんか?実はその行動には必ず「前兆」があります。
愛犬の言葉であるボディランゲージを正しく理解し、トラブルを未然に防いでドッグランを心から楽しみましょう。

リラックスして少し舌を出している犬の横顔のクローズアップ

Point 01

STEP1:まずは基本!「楽しい」のサインを見極める

一見、楽しそうに見えても、犬は言葉で「嫌だ」と伝えられません。まずは、本当にリラックスしている時のサインを覚えておきましょう。
体全体の力が抜けていて、表情が穏やか、口角が少し上がって微笑んでいるように見えるのがリラックスの証拠です。
尻尾を振っているからといって、必ずしも喜んでいるとは限りません。他のサインと合わせて総合的に判断することが大切です。

自分の鼻をぺろりと舐めている犬の口元のマクロ撮影

Point 02

STEP2:「ちょっとやめてほしいな」小さなSOSサインに気づく

噛みつきなどの問題行動の前には、犬は必ず小さなSOSサインを出しています。これを「カーミングシグナル」と呼びます。
例えば、しつこい犬に絡まれた時に、あくびをしたり、自分の鼻を舐めたり、地面の匂いを嗅ぎ始めたりするのは、「落ち着いて」「少し距離を置いてほしい」というメッセージです。
この段階で飼い主さんが気づき、そっとその場から離してあげることで、トラブルの芽を摘むことができます。

緊張で硬直している犬の耳のクローズアップ

Point 03

STEP3:「もう限界!」危険なサインと飼い主の正しい対処法

小さなSOSが通じないと、犬のストレスは限界に達します。体がカチッと硬直し、動きが止まる、白目が見える、ゆっくりと尻尾を立てて振る、歯を剥き出しにして唸る、といった行動は攻撃の最終警告です。
こうなってしまったら、大声で叱るのは逆効果。相手を刺激しないよう、静かにリードをつなぎ、速やかにその場を離れましょう。
愛犬を守るためにも、危険なサインを見逃さない観察眼を養うことが重要です。

💡 この記事のまとめ

愛犬のボディランゲージを理解することは、噛みつきトラブルを防ぐだけでなく、愛犬との絆を深めることにも繋がります。
日頃から愛犬の仕草や表情をよく観察し、彼らの「声」に耳を傾けてあげましょう。そうすれば、ドッグランはもっと安全で楽しい場所になります。

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