UZUZ Magazine #682
ドッグランが苦手?「社会化に失敗したかも…」と感じた時のための再デビュープラン
楽しそうに駆け回る他の犬たちを横目に、隅で固まってしまったり、飼い主さんの足元から離れなかったり…。そんな愛犬の姿を見て「うちの子はドッグランが苦手なんだ」「社会化に失敗した」と悩んでいませんか?
ドッグランは、すべての犬にとって楽園というわけではありません。愛犬に合った方法で、少しずつ慣らしていくためのプランをご紹介します。
Point 01
ステップ1:まずは「見るだけ」から始めよう
初めての場所やたくさんの犬がいる環境に、緊張してしまうのは当然のことです。
まずはドッグランのフェンスの外から、中の様子を数分間だけ一緒に眺めてみましょう。
愛犬が落ち着いて見ていられたら、たくさん褒めておやつをあげ、「ここは安全な場所だよ」と教えてあげてください。この「見るだけ社会化」を何度か繰り返します。
Point 02
ステップ2:環境を選ぶ「時間と場所」のテクニック
いきなりたくさんの犬がいる中に入るのはハードルが高いもの。平日の午前中など、比較的空いている時間帯を狙って行ってみましょう。
また、大型犬と小型犬のエリアが分かれているか、清潔に保たれているかなど、愛犬が安心して過ごせる環境かどうかも事前にチェックすることが大切です。
滞在時間も最初は5分程度から始め、無理強いは禁物です。
Point 03
ステップ3:飼い主さんの「落ち着き」が一番のお守り
「他の犬と遊べるかな」「トラブルにならないかな」と飼い主さんが緊張していると、その不安はリードを通じて愛犬に伝わってしまいます。
飼い主さん自身がリラックスして、深呼吸することを心がけましょう。
愛犬が他の犬の匂いを嗅ぎに行ったら、無理に引き離さず、見守ってあげてください。飼い主さんの落ち着いた態度が、愛犬にとって何よりの安心材料になります。
💡 この記事のまとめ
ドッグランが苦手でも、それは社会化の失敗ではありません。愛犬には愛犬のペースがあります。ドッグラン以外にも、気の合うお友達とのお散歩など、社会化の方法はたくさんあります。愛犬に合った楽しみ方を見つけていきましょう。
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