UZUZ Magazine #724
他の犬がいても大丈夫!お散歩がもっと楽しくなる「すれ違い」克服トレーニング
お散歩中に他の犬を見つけると、興奮して吠えたり、リードを強く引っ張ったり…。飼い主さんにとっては、ヒヤヒヤする悩みの種ですよね。
でも、見方を変えれば、すれ違いは愛犬にとって「社会勉強」のチャンスです。
ここでは、ポジティブな方法で上手にすれ違うコツを、具体的なステップでご紹介します。
Point 01
なぜ吠える?引っ張る?「ご挨拶したい!」のサインかも
他の犬に吠えたり引っ張ったりする行動は、攻撃性からだけとは限りません。「遊びたい!」「挨拶したい!」という強い気持ちが、興奮につながっているケースも多くあります。
また、リードで繋がれていることで、自由に距離を取れず、不安から吠えてしまうことも。
まずは、愛犬がなぜそのような行動をとるのか、その気持ちを理解しようとすることが大切です。
Point 02
ステップ1:ディスタンス(距離)が鍵!愛犬が落ち着ける距離を知る
トレーニングの第一歩は、愛犬が他の犬を認識しても興奮しない「安全な距離」を見つけることです。
公園などの広い場所で、他の犬がいる時に少しずつ近づいてみましょう。
愛犬が相手の犬に気づきつつも、まだ飼い主さんの声が届き、おやつを食べられる距離が、トレーニングを開始するのに最適な距離です。
Point 03
ステップ2:Uターン&おやつで「飼い主さんに注目」ゲーム
お散歩中、遠くに他の犬を見つけたら、すれ違う前に実践します。
1. 愛犬が相手の犬に気づいた瞬間に、名前を呼んで優しく褒めます。
2. すぐにくるっとUターンし、来た道を戻りながらおやつをあげましょう。「犬が見えた→飼い主さんに注目すると良いことがある」と教えます。
3. これを繰り返すことで、他の犬を見つけても、まず飼い主さんに注目する習慣が身につきます。
💡 この記事のまとめ
他の犬とのすれ違いトレーニングは、愛犬との信頼関係を試すバロメーターのようなものです。
「他の犬がいても、この人と一緒なら大丈夫」と愛犬が思えるようになれば、お散歩の時間はもっと豊かで楽しいものに変わるはずです。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。
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