UZUZ Magazine #735
ただ走るだけじゃもったいない!保護犬との絆が深まるドッグラン活用術【遊びとトレーニング】
広いドッグラン、せっかく来たのに愛犬はただ走り回るだけ、飼い主はそれを見ているだけ…なんてことになっていませんか?
ドッグランは、最高の遊び場であると同時に、愛犬との絆を深める絶好のトレーニングスペースでもあります。この記事では、いつものドッグランがもっと楽しくなる、遊びながらできるトレーニングアイデアを3つご紹介します。
Point 01
アイデア1:「ロングリード」で安心呼び戻しゲーム!
呼び戻しにまだ自信がない子には、ロングリードを使ったゲームがおすすめです。他の利用者がいないエリアで、10mほどのロングリードをつけ、愛犬を自由に動かさせます。
愛犬があなたから離れたタイミングで、「おいで!」と明るく呼びかけましょう。戻ってきたら、思いっきり褒めて、とっておきのおやつをあげます。
これを繰り返すことで、「飼い主さんの元に戻るのは最高に楽しいこと」という学習が、安全な環境で定着します。
Point 02
アイデア2:嗅覚を刺激!自信がつく「おやつ探しゲーム」
犬にとって、鼻を使うことは最高の知的活動であり、ストレス解消にもなります。ドッグランの隅の安全な場所で、愛犬に「待て」をさせ、少し離れた草むらにおやつを数粒隠します。
「探して!」の合図で、愛犬に鼻を使っておやつを見つけさせましょう。自分で宝物を見つけ出す達成感は、特に臆病だったり自信がなかったりする保護犬にとって、大きな喜びと自信につながります。
簡単な場所から始め、徐々に難易度を上げていくのがポイントです。
Point 03
アイデア3:飼い主さんが一番の遊び相手!「追いかけっこゲーム」
ドッグランでは、つい他の犬との交流に目が行きがちですが、飼い主さんが最高の遊び相手になることも大切です。
愛犬の名前を呼んで、あなたが楽しそうに走り出してみましょう。きっと喜んで追いかけてくるはずです。捕まったら、たくさん褒めて撫でてあげます。
このシンプルな遊びは、「飼い主さんに注目していれば楽しいことが起こる」という意識を植え付け、ドッグランでの呼び戻しや集中力を高めるのに非常に効果的です。
💡 この記事のまとめ
ドッグランは、ただエネルギーを発散させる場所ではありません。愛犬の知的好奇心を満たし、あなたとの信頼関係を育むための素晴らしい舞台です。今回ご紹介した遊びを取り入れて、愛犬にとってあなたが「世界で一番楽しい存在」になってください。そうすれば、二人の毎日はもっと色鮮やかになるはずです。
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