「もうドッグランは無理かも…」パテラの診断から見つけた、愛犬との新しい付き合い方

診断後、私は愛犬を走らせることが怖くなりました。ちょっとした段差も、ソファへのジャンプも、すべてが膝に悪いことのように思えて、過剰に制限してしまったのです。
しかし、運動不足でストレスを溜めていく愛犬の姿を見て、このままではいけない、と強く感じました。

悩んだ末、私はかかりつけの獣医師に正直な気持ちを打ち明けました。「どうすれば、この子を幸せにしてあげられますか？」と。
先生は、適切な運動はむしろ筋力を維持するために必要だと教えてくれました。そして、ドッグランでの注意点や、関節の健康維持をサポートするサプリメントという選択肢があることも示してくれたのです。それは、私にとって大きな希望の光でした。

私は、先生のアドバイスを元に、関節ケア用のサプリを始めてみることにしました。もちろん、サプリがパテラを治すわけではありません。
でも、毎朝ごはんの時間に「これで今日も元気に歩こうね」と声をかけながら与えるサプリは、私にとって「できる限りのケアをしてあげられている」という安心感を与えてくれる、大切なお守りのような存在になりました。今では、短い時間ですが、芝生のドッグランでゆっくり歩いたり、匂いを嗅いだりする時間を楽しんでいます。