ドッグランでおもちゃを独り占め?トラブル回避のための「ちょうだい」トレーニング3ステップ

UZUZ Magazine #981

ドッグランでおもちゃを独り占め?トラブル回避のための「ちょうだい」トレーニング3ステップ

ドッグランで愛犬がお気に入りのおもちゃを他のワンちゃんに渡さず、唸ったり追いかけ回したりしてヒヤヒヤ…。
そんな経験はありませんか?おもちゃの独り占めは、犬の本能的な行動ですが、トラブルの原因にもなりかねません。
この記事では、愛犬がおもちゃを快く手放せるようになる、ポジティブな「ちょうだい」トレーニングを3つのステップでご紹介します。

犬におやつを優しく渡している飼い主の手元のアップ。手前にはおもちゃがぼやけて写っている。

Point 01

ステップ1:まずは安心できるお家で「ちょうだい」の練習

まずは、愛犬がリラックスできるお家で練習を始めましょう。愛犬がおもちゃで遊んでいる時に、「ちょうだい」と優しく声をかけます。
同時におやつを見せて、おもちゃと交換してあげましょう。上手に交換できたら、たくさん褒めてあげることがポイントです。
これを繰り返すことで、「ちょうだい」は「おもちゃを取られること」ではなく、「もっと良いものがもらえる合図」だと学習してくれます。

シンプルなロープのおもちゃと、複雑な音の鳴るおもちゃが並べられており、シンプルな方にピントが合っている。

Point 02

ステップ2:ドッグランでは「価値の低い」おもちゃで実践

お家での練習に慣れたら、いよいよドッグランで試してみましょう。ただし、最初から一番お気に入りのおもちゃを使うのはハードルが高いかもしれません。
まずは、愛犬にとって「まあまあ好き」くらいのおもちゃから始めてみてください。
他の犬がいない、空いている時間帯やエリアを選んで、お家と同じように「ちょうだい」の練習をしてみましょう。

壁のフックにリードが掛けられ、その下の棚におもちゃが置かれている、遊びの終わりを象徴する静かなシーン。

Point 03

ステップ3:「遊びの終わり」を教えてあげる

おもちゃを上手に手放せたら、すぐにおもちゃを返さずに一度遊びを中断する時間を作りましょう。「おしまい」と声をかけ、リードをつけて少し歩いたり、クールダウンの時間を設けます。
こうすることで、犬は興奮状態から落ち着きを取り戻し、遊びのオンとオフを切り替えることを学びます。
この習慣が、おもちゃへの過度な執着を防ぐことにつながります。

💡 この記事のまとめ

ドッグランでのおもちゃの独り占めは、多くの飼い主さんが直面する悩みです。
しかし、焦らずステップを踏んでトレーニングすれば、愛犬は他のワンちゃんとも上手に遊べるようになります。
愛犬のペースに合わせて、楽しみながら練習してみてくださいね。

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