ドッグランでのリード選び、間違っていませんか?目的別『正解リード』とNGなリード

UZUZ Magazine #1044

ドッグランでのリード選び、間違っていませんか?目的別『正解リード』とNGなリード

ドッグランに持って行くリード、いつもと同じもので大丈夫だと思っていませんか?実は、ドッグランという特別な環境では、リードの選択が愛犬の安全性や快適さを大きく左右します。
特に、一見便利な「伸縮リード」には思わぬ危険が潜んでいることも。この記事では、ドッグランでの使用に適したリード、避けるべきリードを客観的な視点で徹底解説します。

パステルカラーの壁のフックに、上質な革製のリードがシンプルに掛けられている。

Point 01

基本の一本:スタンダードな『ショートリード』

普段のお散歩で使っている1.2m〜1.8m程度のショートリードは、ドッグランの入場時や、他の犬との挨拶、クールダウンさせたい時に必須です。
素材は、手早く確実に掴める革や布製のものがおすすめ。メリットは、なんといっても犬を瞬時にコントロールできる操作性の高さです。
ドッグラン内でたとえロングリードを使うとしても、この基本の一本は必ず持参しましょう。

伸縮リードのプラスチック製ハンドルのロックボタン部分のクローズアップ写真。

Point 02

要注意!なぜ『伸縮リード』はドッグランで推奨されないのか

伸縮リード(フレキシブルリード)は、ボタン一つで長さを変えられて便利ですが、ドッグランでの使用は多くの施設で禁止、または推奨されていません。その理由は、細いワイヤーやテープが他の犬や人の足に絡まり、大怪我に繋がる危険があるからです。
また、咄嗟の時にリードを短く手繰り寄せることが難しく、犬の飛び出しを制御しきれないケースも少なくありません。
安全のため、ドッグランでは伸縮リードの使用は避けるのが賢明です。

日の当たる芝生の上に、水色の長い布製リードが緩やかにまとめられている。

Point 03

上級者の選択肢:『ロングリード』の公平な評価

5m〜10mほどのロングリードは、怖がりな犬や呼び戻しトレーニング中の犬にとって非常に有効なツールです。長所は、犬に自由を与えつつも、飼い主が最終的なコントロールを保てる点にあります。
しかし、短所は伸縮リードと同様、他の犬や人に絡まるリスクです。
ロングリードを使用する際は、必ず周囲が空いていることを確認し、常にリードの長さを意識して、他の利用者の迷惑にならないよう最大限の配慮をしましょう。

💡 この記事のまとめ

リード一本にも、それぞれに長所と短所があります。ドッグランという環境の特性を理解し、その場に最も適したリードを選ぶことが、愛犬と周りの安全を守る上で非常に重要です。
まずは安全で扱いやすいショートリードを基本とし、必要に応じてロングリードを賢く活用する。この使い分けを意識して、ドッグランを楽しみましょう。

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