UZUZ Magazine #683
来客に吠えちゃう…「おもてなし」が苦手な愛犬のための3ステップ改善策
ピンポーン!とインターホンが鳴った瞬間、愛犬が激しく吠え始め、お客さんを迎え入れるのも一苦労…。そんな経験はありませんか?
「しつけができていないと思われたらどうしよう」と悩む飼い主さんのために、来客が苦手な愛犬と穏やかに過ごすための、ポジティブなトレーニング方法をご紹介します。
Point 01
ステップ1:「ハウス」を世界一安心できる場所に
まずは、クレートやサークルを「愛犬だけの安全基地」にすることから始めましょう。
普段からおやつを隠したり、おもちゃを入れたりして、「ハウス=良いことがある場所」と教えてあげます。
来客の stressful な状況から避難できる、安心できる場所があることが、愛犬の心の余裕に繋がります。
Point 02
ステップ2:インターホン音の印象を変える練習
インターホンの音に慣れる練習をします。スマートフォンなどでインターホンの音を録音し、ごく小さな音量で再生してみましょう。
愛犬が吠えずにいられたら、すかさず褒めておやつをあげます。
これを繰り返し、少しずつ音量を上げていくことで、「チャイムの音=おやつの合図」というポジティブな印象に塗り替えていきます。
Point 03
ステップ3:お客さんからの「幸せのおすそ分け」
お客さんが来たら、まずは愛犬をハウスに入れ、落ち着かせます。協力的な友人などにお願いし、来てもらったら愛犬に近づかず、遠くからおやつをそっと投げ入れてもらいましょう。
犬に直接手からあげようとすると、緊張を高めてしまうことがあります。
「お客さんが来ると、安全な場所で美味しいものがもらえる」という経験を積むことが大切です。
💡 この記事のまとめ
来客への吠えは、縄張りを守ろうとする本能や不安からくる行動です。叱るのではなく、安心できる環境を用意し、ポジティブな経験を積ませてあげることで、少しずつ改善できます。焦らず、愛犬のペースで取り組んでみてください。
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