UZUZ Magazine #706
「うちの子、ドッグランで別人みたい…」攻撃的になる原因と今日からできる3つのステップ
広々としたドッグランで、愛犬が他の犬に唸ったり、激しく吠えたりする姿に戸惑っていませんか?
「普段は穏やかなのにどうして…」と悩む飼い主さんは少なくありません。
その行動には必ず理由があります。この記事では、犬が攻撃的になる心理を紐解き、初心者でも今日から実践できるポジティブな解決策を3つのステップでご紹介します。
Point 01
なぜ?ドッグランで愛犬が「別人」になる3つの心理
愛犬がドッグランで攻撃的になる背景には、主に3つの心理が隠されています。
一つ目は「恐怖心」。知らない犬や人に囲まれる状況が、怖くてたまらないのです。
二つ目は「過剰な興奮」。楽しすぎてテンションが上がりすぎ、どう振る舞っていいか分からなくなってしまうケースです。三つ目は「社会化不足」。他の犬との正しい挨拶の仕方を知らないため、吠えたり唸ったりすることで相手を遠ざけようとします。
Point 02
ステップ1:ドッグランに行く前の「心の準備運動」
ドッグランに到着していきなり走り回らせるのは、心の準備ができていない子にはハードルが高いかもしれません。
まずは、ドッグランに行く前に近所を軽く散歩して、少しエネルギーを発散させてあげましょう。
また、日頃から家の中で「マット」などの上で落ち着く練習をしておくと、「いつでもリラックスできる」という自信に繋がります。
Point 03
ステップ2:成功体験を積む「最初の5分間」の過ごし方
ドッグランに入ったら、すぐにリードを放すのではなく、まずはリードをつけたまま端の方を歩き、場の雰囲気に慣れさせましょう。
他の犬が近づいてきても、愛犬が落ち着いていられたら、すかさず褒めて特別なおやつをあげます。
「他の犬がいても大丈夫」「落ち着いていれば良いことがある」というポジティブな経験を、最初の5分間で集中して作ってあげることが大切です。
💡 この記事のまとめ
ドッグランでの攻撃的な行動は、叱って直すものではありません。
愛犬の気持ちを理解し、スモールステップで「ここなら安心」「楽しい場所だ」と教えてあげることが、問題解決の一番の近道です。
焦らず、愛犬のペースに合わせて、ドッグランでの素敵な時間を手に入れてくださいね。
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