UZUZ Magazine #1010
ドッグランでのボールトラブル回避術!他の犬との「おもちゃシェア」は是か非か?
ドッグランで愛犬が楽しそうにボールで遊んでいると、他の犬がやってきて、ボールの奪い合いに…。「うちの子のボールなのに!」と思いつつ、どう対応すればいいか迷った経験はありませんか?
おもちゃが原因のトラブルは、犬同士のケンカや誤飲事故にもつながりかねません。
この記事では、誰もが気持ちよく過ごせるよう、ドッグランでのボール遊びのマナーと、スマートなトラブル回避術を解説します。
Point 01
原則:おもちゃの貸し借りは避けるのが無難
人間の子どものように「みんなで仲良く使おうね」という理屈は、犬の世界では通用しにくいものです。
多くの犬にとっておもちゃは所有物であり、それを奪おうとする他の犬は侵入者と見なされ、攻撃的な行動の引き金になることがあります。
また、他の犬が自分の愛犬のおもちゃを破壊し、その破片を誤飲してしまう最悪のケースも考えられます。トラブルを未然に防ぐため、おもちゃのシェアは基本的に避けるのが賢明です。
Point 02
「おもちゃOKエリア」とタイミングを見極める
ドッグランによっては、おもちゃの使用が禁止されていたり、特定のエリアでのみ許可されていたりします。まずは施設のルールを必ず確認しましょう。
ルール上問題がなくても、他の犬がたくさんいる場所でボールを出すのは、トラブルの元です。
他の犬が少ない時間帯を選んだり、フィールドの隅の方で遊んだりするなど、周りへの配慮が大切です。他の犬が近づいてきたら、一旦ボールを隠して遊びを中断する判断も必要です。
Point 03
もしもの時のスマートな対処法
もし他の犬が愛犬のボールを咥えて離さなくなってしまったら、焦って無理やり取り返そうとしてはいけません。相手の犬を刺激し、飼い主さんとの関係も悪化しかねません。
まずは相手の飼い主さんに声をかけ、協力して犬の気をそらすのが最善です。
おやつを使ったり、別の楽しそうなおもちゃを見せたりして、犬が自らボールを離すように促しましょう。常に冷静で、協力的な姿勢を忘れないことが重要です。
💡 この記事のまとめ
ドッグランは、愛犬の社会性を育む素晴らしい場所ですが、それは飼い主同士の思いやりとマナーの上に成り立っています。
ボールで遊ぶ際は、常に周囲の状況に気を配り、「うちの子だけが楽しければいい」という考えは禁物です。
少しの配慮で、あなたも愛犬も、そして周りのみんなも、安全で楽しい時間を共有できるはず。次のドッグランでは、ぜひスマートなボール遊びを実践してみてください。
この記事は役に立ちましたか?