他の犬は怖くない!散歩中の「興奮スイッチ」をオフにする穏やかトレーニング

UZUZ Magazine #737

他の犬は怖くない!散歩中の「興奮スイッチ」をオフにする穏やかトレーニング

愛犬との散歩は、本来なら楽しくリラックスできる時間のはず。しかし、他の犬や人を見かけるたびに強くリードを引っ張ったり、吠えかかってしまったり…。
そんな行動に、あなたは肩を落としていませんか?
その興奮は、もしかしたら愛犬からのSOSサインかもしれません。この記事では、散歩中のストレスを減らし、穏やかな時間を過ごすためのポジティブな方法をステップバイステップで解説します。

床に置かれた一本のリードと、その近くに落ちる犬の影を捉えたミニマルな写真。

Point 01

「引っ張り」と「吠え」のサインはストレスの現れかも

散歩中に犬が過剰に反応する背景には、恐怖心、社会化不足による不安、あるいは「遊びたい!」という気持ちをどう伝えたらいいか分からない、といった理由が隠されています。
力で抑えつけようとすると、犬はさらに不安になり、問題行動が悪化することも。
まずは「怖いんだね」「気になるんだね」と、その気持ちを受け止めてあげましょう。

人の手が犬に優しくおやつをあげている瞬間のクローズアップ写真。

Point 02

ステップ1:アイコンタクトで築く「私たちだけの世界」

お散歩に出る前に、お家の中で練習しましょう。愛犬の名前を優しく呼び、目が合ったらすぐに褒めておやつをあげます。
これを繰り返すことで、「飼い主さんに注目すると良いことがある」と学習します。
散歩中、他の犬がいない静かな場所でもこの練習を取り入れ、外の世界でも飼い主さんに集中する習慣をつけましょう。

公園の小道で、犬が優雅に方向転換している足元のクローズアップ。

Point 03

ステップ2:Uターンで学ぶ「上手なスルー」の技術

散歩中、遠くに他の犬を見つけたら、愛犬が興奮し始める前に、明るく「こっちだよ!」と声をかけ、静かにUターンして来た道を戻りましょう。
犬を叱ったり、リードを強く引っぱったりする必要はありません。ただ、刺激から距離を取るだけです。
これを繰り返すことで、犬は「嫌なことから逃げてもいいんだ」「飼い主さんが守ってくれる」と学び、徐々に落ち着いていられるようになります。

💡 この記事のまとめ

散歩は、愛犬との絆を深める絶好の機会です。他の犬と無理に仲良くさせる必要はありません。
愛犬が「飼い主さんと一緒なら安心」と感じられるようになれば、散歩道はストレスの場から、楽しい冒険の舞台へと変わっていくでしょう。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

この記事は役に立ちましたか?

0

「犬 本」関連商品ランキング

レビュー件数が多い人気のアイテムをチェック!

トップ > お役立ち記事一覧 > 他の犬は怖くない!散歩中の「興奮スイッチ」をオフにする穏やかトレーニング
都道府県からドッグランを探す
北海道・東北 関東 北陸・甲信越 東海 近畿 中国・四国 九州・沖縄 特長からドッグランを探す
記事カテゴリーから探す