UZUZ Magazine #954
トレーナーが解説!衛生的で本当に使いやすい「ドッグラン用給水ボトル」の選び方
「愛犬のために給水ボトルを用意したいけど、種類が多すぎてどれがいいのか分からない…」そんなお悩みはありませんか?
デザインも機能も様々で、迷ってしまいますよね。
ここではドッグトレーナーの視点から、「衛生面」と「使いやすさ」を軸に、代表的な3つのタイプのメリット・デメリットを徹底比較します。
Point 01
タイプ1:「お皿一体型」- 手軽さNo.1の人気者
ボトルを押したりボタンを押したりするだけで、上部のお皿に水が出てくるタイプです。
【メリット】片手で操作できるので、リードを持ったままでも扱いやすいのが最大の特徴です。犬も普段使っているお皿に近い感覚で水を飲めます。
【デメリット】飲み残した水をボトルに戻せる機能が付いているものもありますが、衛生面を考えると一度出した水は捨てるのが基本。また、お皿部分の構造が複雑だと少し洗いにくい場合があります。
Point 02
タイプ2:「ノズル型」- 衛生面を最優先するなら
犬が先端のボールを舐めることで水が出てくる、小動物用給水器のようなタイプです。
【メリット】唾液がボトルの中に逆流しにくいため、水を清潔に保てます。構造がシンプルで洗いやすいのも嬉しいポイントです。
【デメリット】このタイプに慣れていない犬は、最初はどうやって水を飲むのか分からず戸惑うことがあります。お家で飲む練習をしてからドッグランに持って行くのがおすすめです。
Point 03
タイプ3:「分離型(ボトル+携帯皿)」- シンプルイズベスト
普段使っている水筒やペットボトルと、折りたたみ式のシリコンボウルなどを組み合わせるスタイルです。
【メリット】それぞれがシンプルな構造なので、隅々まで洗いやすく、非常に衛生的です。ボウルだけを交換したり、水筒を普段使いと兼用したりすることもできます。
【デメリット】水を飲ませる際に両手を使う必要があります。また、荷物が2つになるので、一体型に比べると少しだけかさばるかもしれません。
💡 この記事のまとめ
どのタイプにも良い点があります。愛犬が水を飲むのが上手か、飼い主さんがお手入れにどれだけ時間をかけられるか、などを考えて、ご自身のスタイルにぴったりの給水ボトルを見つけてくださいね。
この記事は役に立ちましたか?