UZUZ Magazine #1188
ボールを見ると大興奮!ドッグランで愛犬が落ち着いて遊ぶためのクールダウントレーニング
「ボール遊びは大好きだけど、興奮しすぎて周りが見えなくなってしまう…」そんな元気いっぱいの愛犬にお悩みの飼い主さんへ。
その興奮は、決して悪いことではありません。有り余るエネルギーを上手にコントロールする方法を学べば、もっと安全に楽しく遊べるようになります。
この記事では、興奮をポジティブなエネルギーに変えるための、簡単なトレーニング方法をステップでご紹介します。
Point 01
まずは「待て」から始めよう!興奮をコントロールする第一歩
楽しいボール遊びの前に、「落ち着く」というワンクッションを挟む練習です。
ステップ1:お家の中で、ボールを見せながら「おすわり」や「待て」をさせます。
ステップ2:できたらたくさん褒めて、ボールで少しだけ遊んであげましょう。
これを繰り返すことで、「興奮する前に、まず飼い主さんの指示を聞く」という良い習慣が身につきます。
Point 02
ドッグランでの実践編!「投げる前」が肝心です
ドッグランでも、お家での練習を応用してみましょう。
ボールを投げる前に、必ず「おすわり」をさせ、飼い主さんとアイコンタクトを取ることをルールにします。
目が合って、犬が落ち着いているのを確認してから、「よし!」という合図で投げてあげてください。この一手間が、過度な興奮の暴走を防ぐブレーキになります。
Point 03
興奮のサインを見逃さない!上手な休憩のすすめ
犬の呼吸が異常に速くなったり、白目が見えたり、動きが雑になってきたら、それは興奮しすぎのサインです。
そんな時は、一度ボールを隠して「おしまい」と伝えましょう。
そして、リードをつけてフィールドの隅で休憩したり、お水を飲ませたりして、クールダウンの時間を意図的に作ってあげることが、次の楽しい遊びに繋がります。
💡 この記事のまとめ
愛犬の興奮を力で抑えつけるのではなく、ルールの中で楽しく発散させる方法を教えるのがドッグトレーナーの視点です。
「待て」と「遊び」のメリハリをつけることで、愛犬は飼い主さんへの信頼を深め、もっとドッグランが好きになるはずです。ぜひ試してみてくださいね。
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