UZUZ Magazine #1198
【ドッグランで実践】リードを外しても安心!3ステップで学ぶ「魔法の呼び戻し」
「おいで!」と呼んでも、楽しそうに走り去ってしまう愛犬…。リードを外した途端、コントロールできなくなるのはドッグランでの大きな悩みのひとつですよね。
でも、ご安心ください。呼び戻しは、叱るのではなく「楽しいゲーム」に変えることで、劇的に改善できます。
この記事では、誰でも簡単に実践できる「魔法の呼び戻し」トレーニングを3つのステップでご紹介します。
Point 01
ステップ1:「スペシャルおやつ」で呼び戻しを最高のイベントに!
まずは、普段の散歩ではあげないような、愛犬が大好きで特別な「スペシャルおやつ」を用意しましょう。ジャーキーやチーズ、茹でたササミなどがおすすめです。
これをドッグランに持っていき、「おいで」と呼んで戻ってきた時にだけ与えます。
「飼い主の元へ行くと、最高に良いことが起こる!」と愛犬に学習させることが最初のステップです。
Point 02
ステップ2:遊びの合間に「名前を呼ぶ」だけの練習
いきなり「おいで」と呼ぶのが難しければ、まずは簡単な練習から始めます。愛犬が他の犬との遊びに夢中になっていない、少し落ち着いたタイミングを見計らって、優しく名前を呼んでみましょう。
愛犬がこちらを振り向いて、アイコンタクトが取れたら「いい子!」とたくさん褒めてあげます。
これを繰り返すことで、ドッグランの中でも飼い主の声に注意を向ける習慣がついていきます。
Point 03
ステップ3:「ハッピー・リコール」で最高の締めくくりを!
多くの飼い主さんがやりがちなのが、呼び戻してリードをつけたら、すぐにドッグランから出てしまうこと。これを繰り返すと、愛犬は「おいで=楽しい時間の終わり」と学習してしまいます。
そこで試したいのが「ハッピー・リコール」です。「おいで」で戻ってきたらスペシャルおやつをあげて褒め、その後すぐに「よし!」ともう一度解放してあげるのです。
これを数回繰り返すことで、「呼ばれてもまた遊べる!」と学習し、喜んで戻ってくるようになります。
💡 この記事のまとめ
呼び戻しは、飼い主と愛犬の信頼関係の証です。ドッグランという最高の環境で、叱らず、焦らず、楽しみながらトレーニングを続けてみてください。
「おいで!」の一言で愛犬が駆け寄ってくる喜びは、何物にも代えがたいものですよ。
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