ドッグランで「あっ!」となる前に。迷子札の紛失・破損を防ぐ装着術

UZUZ Magazine #1378

ドッグランで「あっ!」となる前に。迷子札の紛失・破損を防ぐ装着術

元気に走り回る愛犬の姿は、飼い主にとって最高の癒やし。でも、ふと首元を見たとき、いつもそこにあるはずの迷子札がなくなっていたら…想像するだけでヒヤッとしますよね。
実は、ドッグランでの迷子札の紛失は、決して珍しいことではありません。
この記事では、激しい遊びでも迷子札が外れたり壊れたりしないための、具体的なチェックポイントと予防策をプロの視点から解説します。

迷子札と首輪を繋ぐ、頑丈で隙間のない二重リングの接合部分を撮影したマクロ写真。

Point 01

一番の原因は「リング」にあった!正しい二重リングの選び方

迷子札がなくなる最大の原因は、迷子札と首輪をつなぐ「リング」の強度不足や変形です。
特に、購入時に付属している細いリングは、犬同士のじゃれ合いや遊具に引っかかった際に、簡単に開いてしまうことがあります。
迷子札を装着する際は、ホームセンターなどで手に入る、隙間がなく頑丈な「ステンレス製の二重リング」に交換することを強く推奨します。これだけで、紛失のリスクは劇的に減少します。

丈夫なチタン製迷子札の、厚みと丸みを帯びたエッジを捉えた写真。耐久性を表現している。

Point 02

アクティブな子に最適!破損しにくい素材と形状とは

迷子札自体の破損を防ぐには、素材選びが重要です。アクリル製などは軽量ですが、強い衝撃で割れてしまう可能性があります。
ドッグランを頻繁に利用するアクティブな犬には、医療用具にも使われる「サージカルステンレス」や、軽くて非常に頑丈な「チタン」がおすすめです。
また、プレートが薄すぎず、ある程度の厚みがあるもの、角が丸い形状のものを選ぶと、さらに破損のリスクを低減できます。

パステルカラーの布製首輪に直接刺繍された名前と、近くのハーネスに付けられた小さな迷子札が写っている抽象的な写真。

Point 03

究極の安心策。「首輪直付け」と「ハーネス併用」という選択

リングの紛失がどうしても心配な方には、名前や電話番号を首輪に直接刺繍したり、刻印プレートをリベットで固定したりするタイプの首輪がおすすめです。
これなら、リングが外れるという概念自体がありません。
さらに、普段使っている首輪の迷子札に加えて、ドッグラン用のハーネスにも予備の迷子札を付けておく「二重装着」も、万が一の際に愛犬を守るための非常に有効な手段です。

💡 この記事のまとめ

迷子札を「ただ付ける」から「外れないように賢く付ける」へ。少しの工夫と知識が、ドッグランでのヒヤリハットを防ぎ、愛犬の安全を確かなものにします。
ドッグランへ出かける前に、ぜひ一度、愛犬の首元のリングや迷子札の状態を確認してみてください。
その数分のチェックが、かけがえのないパートナーを守ることに繋がるのです。

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