UZUZ Magazine #1383
我が家の庭がナイトドッグランに!後悔しない照明計画と3つのポイント
自宅の庭にドッグランがあれば、時間を気にせずいつでも愛犬を遊ばせてあげられますね。夜間も安全に利用するためには、照明計画が非常に重要です。しかし、ただ明るくすれば良いというわけではありません。
設置してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、デザイン性、安全性、そして機能性を両立させるための3つのポイントをご紹介します。愛犬のための最高のプライベート空間を、あなたの手で作り上げましょう。
Point 01
ポイント1:目的で使い分ける。「全体照明」と「通路照明」のベストミックス
照明計画の第一歩は、エリアごとの目的を明確にすることです。愛犬が走り回るメインエリアは、広範囲を均一に照らす「フラッドライト」が適しています。
一方で、飼い主が歩く通路や段差がある場所には、足元を優しく照らす「パスライト」や「フットライト」を配置すると安全です。このように役割の違うライトを組み合わせることで、安全性と快適性を兼ね備えた、メリハリのある空間が生まれます。
Point 02
ポイント2:長く使うからこそ。「ソーラー式」vs「電源式」の賢い選択
自宅の庭では、長期的な視点での電源選びが重要です。ソーラー式は電気工事が不要で電気代もかからない手軽さが魅力ですが、天候によって明るさが不安定になることも。
対する電源式は、安定した光量を確保できる信頼性が最大のメリットですが、設置には専門知識が必要な場合や電気代がかかります。どちらが良いと一概には言えず、日当たりや使用頻度など、ご自宅の環境に合わせて最適なものを選びましょう。
Point 03
ポイント3:安全の最終砦。「コードの処理」と「防水対策」を徹底する
愛犬の安全を守る上で、最も注意したいのが電気コードの扱いです。好奇心旺盛な犬がコードを噛んでしまうと、感電事故につながる恐れがあります。
配線は必ず保護管に通したり、地中に埋設したりして、犬が触れられないように処理しましょう。また、スプリンクラーの水や雨から機器を守るため、屋外用の高い防水性能(IPX5以上推奨)を持つ製品を選ぶことが、家族全員の安全を守るための最終チェックポイントです。
💡 この記事のまとめ
自宅の庭に作るドッグランは、愛犬にとって最高のプレゼントです。今回ご紹介した「照明の使い分け」「電源選び」「安全対策」の3つのポイントを押さえることで、その価値をさらに高めることができます。
しっかりとした計画を立て、デザイン性と安全性を両立した、理想のナイトドッグランを実現してください。
この記事は役に立ちましたか?