ドッグランでの「追いかけすぎ」解決!興奮をクールダウンさせる3つのポジティブ習慣

UZUZ Magazine #657

ドッグランでの「追いかけすぎ」解決!興奮をクールダウンさせる3つのポジティブ習慣

ドッグランで愛犬が他の犬を執拗に追いかけ回してしまい、ヒヤヒヤした経験はありませんか?楽しんでいるだけに見えても、過度な興奮はトラブルの原因になりかねません。

この記事では、叱ることなく愛犬の興奮を上手にコントロールし、周りの犬とも安心して遊べるようになるための3つのポジティブな習慣をご紹介します。この習慣を身につければ、ドッグランでの時間がもっと安全で楽しいものになりますよ。

飼い主の指先から、犬が優しくおやつを受け取っている瞬間のマクロ撮影。

Point 01

習慣1:魔法の「呼び戻し」で興奮の連鎖を断ち切る

愛犬がヒートアップし始めたら、それはクールダウンのサインです。興奮が頂点に達する前に、「おいで」と優しく声をかけ、飼い主さんの元へ戻ってくる練習をしましょう。

【ステップ】
1. ドッグランの隅で、まずは短い距離から呼び戻しの練習をします。
2. 戻って来られたら、たくさん褒めて特別なおやつをあげましょう。
3. 「飼い主さんのところへ行くと良いことがある」と学習させ、徐々に距離や誘惑(他の犬がいる状況)を増やしていきます。

遊びを中断させるのではなく、「楽しい休憩時間」と位置づけるのがポイントです。

飼い主の足元で、一匹の犬がリードをつけられたまま静かにお座りしている様子。

Point 02

習慣2:タイマーを活用!計画的な「休憩タイム」を導入する

犬は夢中になると、自分で休憩するタイミングを見失いがちです。そこで、飼い主さんが意識的に休憩時間を作ってあげましょう。

スマートフォンのタイマーを「10分」にセットし、アラームが鳴ったら一度リードをつけてエリアの隅へ移動します。そこで水を飲ませたり、優しくマッサージをしたりして、心と体を落ち着かせてあげてください。

数分間の休憩を挟むだけで、過度な興奮を防ぎ、一日の運動をより質の高いものにすることができます。

芝生の上に立つ二人の人間の足元と、そのそばにいる一匹の犬の足が写っている抽象的な構図。

Point 03

習慣3:他の飼い主さんへの「一声」でトラブルを未然に防ぐ

もし愛犬が特定の犬を追いかけ始めたら、相手の飼い主さんに「うちの子、追いかけるのが好きで。もし嫌がっていたら教えてくださいね」と一声かけてみましょう。

この一言があるだけで、相手の飼い主さんは安心しますし、万が一の際も協力しやすくなります。

また、「今、クールダウンの練習中なんです」と伝えることで、周囲の理解も得られやすくなります。オープンなコミュニケーションが、ドッグラン全体の快適な環境作りに繋がるのです。

💡 この記事のまとめ

愛犬の興奮は、決して悪いことではありません。有り余るエネルギーと喜びの表れです。大切なのは、そのエネルギーをポジティブな方向に導き、安全に発散させてあげること。

今回ご紹介した3つの習慣を実践すれば、愛犬は自分で興奮をコントロールすることを学び、ドッグランはもっと豊かな社会勉強の場になるでしょう。焦らず、愛犬とのペースで取り組んでみてください。

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