UZUZ Magazine #984
楽しすぎて大興奮!ドッグランでおもちゃ遊びを安全に楽しむためのクールダウン術
広いドッグランで大好きなおもちゃを追いかけて、愛犬が大はしゃぎ!その姿はとても微笑ましいですが、興奮しすぎて周りが見えなくなり、他の犬にぶつかったり、飼い主さんの声が届かなくなったりしていませんか?
この記事では、遊びの楽しさはそのままに、愛犬の興奮を上手にコントロールする「クールダウン術」をご紹介します。
Point 01
サインを見逃さないで!「興奮しすぎ」のサインとは?
まずは、愛犬が「興奮しすぎ」の状態にあるサインをキャッチすることが重要です。例えば、呼吸が異常に速く荒くなる、目が血走ったり白目が見えたりする、全身の筋肉が硬直する、などのサインが見られます。
また、呼び戻しに全く反応しなくなったり、同じ場所をぐるぐる走り続けたりするのも、興奮がピークに達している証拠です。
これらのサインが見えたら、クールダウンのタイミングです。
Point 02
ステップ1:遊びの合間に「休憩コマンド」を挟む
ボールを投げたら、持ってきたタイミングで一度「おすわり」や「フセ」をさせてみましょう。そして、しっかりできたら褒めて、ご褒美としてまた投げてあげます。
これを繰り返すことで、遊びの中に「静」と「動」のリズムが生まれます。
この短い静止の時間が、犬の興奮した頭を冷静にするのにとても効果的です。
Point 03
ステップ2:おもちゃを隠して「探す」ゲームに切り替える
興奮が高まってきたと感じたら、走る遊びから頭を使う遊びに切り替えましょう。愛犬に「待て」をさせて、少し離れた草むらなどにおもちゃを隠します。
そして「探して」の合図で、匂いを頼りに探させます。この「ノーズワーク」は、犬の集中力を高め、精神的なエネルギーを使わせるため、興奮を鎮めるのに非常に役立ちます。
見つけたら、たくさん褒めてあげましょう。
💡 この記事のまとめ
愛犬の興奮をコントロールすることは、叱りつけることではありません。遊びの中に上手に休憩を取り入れ、エネルギーの発散方法を工夫してあげることです。
クールダウン術をマスターして、ドッグランでの時間をより安全で豊かなものにしてくださいね。
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