ドッグランのおもちゃ、貸すべき?断るべき?飼い主さんのためのスマートコミュニケーション術

UZUZ Magazine #1399

ドッグランのおもちゃ、貸すべき?断るべき?飼い主さんのためのスマートコミュニケーション術

「愛犬のお気に入りのおもちゃを、他の犬が使いたそうに…」「他の子のおもちゃで遊びたがるけど、なんて声をかければいいの?」ドッグランでの『おもちゃの貸し借り』は、多くの飼い主さんが悩むデリケートな問題です。
この記事では、お互いが気持ちよく過ごすためのドッグランでのおもちゃマナーと、愛犬がおもちゃを独り占めしてしまう際の対処法、そしてスマートなコミュニケーション術を伝授します。

並んで置かれた2種類のおもちゃを、背景から一匹の犬が見ている。

Point 01

基本マナー:ドッグランでのおもちゃ共有ルール

まず大前提として、ドッグランに持ち込んだおもちゃは、他の犬に遊ばれても、汚されても、最悪の場合壊されても仕方がない、という心構えが必要です。

- **「取られてもいいおもちゃ」を持っていく:** 愛犬にとって特別なおもちゃや、高価なおもちゃの持ち込みは避けましょう。
- **貸し借りは飼い主同士の合意の上で:** 他の犬がおもちゃに興味を示したら「一緒に遊びますか?」と声をかけたり、逆に遊びたい場合は「少し遊ばせてもらってもいいですか?」と確認するのがスマートです。

人の手がそばにある中、犬が口からロープのおもちゃをそっと離している。

Point 02

愛犬がおもちゃを独占?「離せ」を教えるポジティブトレーニング

もし愛犬がおもちゃへの執着が強く、他の犬に唸ってしまう場合は、無理に共有させず、おもちゃを片付けるのが賢明です。そして、お家で「離せ」の練習をしましょう。

**ステップ1:** 愛犬がおもちゃをくわえている時に、「離せ」と優しく声をかけながら、おやつを鼻先に近づけます。

**ステップ2:** おやつを食べるためにおもちゃを離したら、たくさん褒めておやつをあげます。その後、すぐにおもちゃを返してあげましょう。「離しても取られない」と学習させることが目的です。

**ステップ3:** 慣れてきたら、おやつなしでも「離せ」の号令で離せるように練習を続けます。

飼い主が鑑賞者側におもちゃを差し出しており、背景では犬が幸せそうに座っている。

Point 03

どう断る?どう頼む?角が立たないコミュニケーション術

他の飼い主さんとのコミュニケーションは、少し勇気がいるかもしれませんが、気持ちよく過ごすためには不可欠です。

- **断りたい時:** 「ごめんなさい、このおもちゃすごく執着しちゃう子で…トラブルになるといけないので、しまっておきますね」と、愛犬の性格を理由にすると、相手も理解しやすくなります。

- **借りたい時:** 「素敵なおもちゃですね!うちの子、すごく興味があるみたいで…もしよろしければ、少しだけ遊ばせていただけませんか?」と、相手とおもちゃを褒めながらお願いすると、快く応じてもらいやすいでしょう。

💡 この記事のまとめ

ドッグランでのおもちゃの貸し借りは、飼い主同士のコミュニケーションと配慮が鍵となります。明確なルールはありませんが、お互いを尊重する気持ちがあれば、トラブルは避けられます。スマートなマナーを身につけ、愛犬にも飼い主さんにも友達の輪が広がるような、楽しいドッグラン体験を目指しましょう。

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