UZUZ Magazine #577
【ボディランゲージ解読】ケンカのサインを見逃さない!愛犬を守るための観察術
「楽しそうに遊んでいると思ったら、突然ケンカに…」ドッグランでそんな経験はありませんか?
犬たちは、言葉の代わりに体全体を使ってコミュニケーションを取っています。
彼らの「言葉」であるボディランゲージを少しでも理解できれば、ケンカに発展する前のサインをキャッチし、愛犬を守ることができます。この記事で、今日から使える犬の気持ちを読み解くヒントをご紹介します。
Point 01
サイン1:「固まる」「目をそらす」は黄信号
他の犬が近づいてきた時、愛犬の動きがピタッと止まっていませんか?あるいは、しきりにあくびをしたり、鼻をペロペロ舐めたり…。
これらは「カーミングシグナル」と呼ばれ、「ちょっと緊張しているよ」「落ち着いて」というサインです。
このサインが見られたら、ケンカになる前にそっとその場から離れて、愛犬を安心させてあげましょう。
Point 02
サイン2:しっぽの動きに隠された本当の気持ち
「しっぽを振っている=喜んでいる」と一括りにはできません。実は、しっぽの位置や振り方で感情は大きく異なります。
リラックスしている時はだらりと下がり、大きくゆったり振っているなら友好的なサイン。
しかし、しっぽをピンと高く上げて小刻みに速く振っている場合は、興奮や警戒のサイン。相手を威嚇している可能性もあるので注意深く見守りましょう。
Point 03
クールダウンのススメ:介入はポジティブな休憩時間
愛犬や相手の犬に緊張のサインが見られたら、それは叱るタイミングではありません。「休憩しようか」と優しく声をかけ、リードをつけて一旦ドッグランの隅に移動しましょう。
お水を飲ませたり、優しく体を撫でてあげたりして、興奮をクールダウンさせてあげます。
これは罰ではなく、愛犬が落ち着いてまた楽しく遊ぶための大切な時間です。
💡 この記事のまとめ
犬たちのボディランゲージは、ケンカを防ぐための重要なヒントに満ちています。
すべてのサインを完璧に理解する必要はありません。「いつもと違うな?」という小さな変化に気づいてあげることが大切です。
愛犬の言葉に耳を傾け、安全で楽しいドッグラン体験を重ねていきましょう。
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