UZUZ Magazine #643
急に触らないで!ドッグランで愛犬を過度なストレスから守る方法
ドッグランで、見知らぬ人にいきなり頭を撫でられて愛犬が固まってしまった…。そんなヒヤリとする経験、ありませんか?
犬にも「触られたくない時」があります。愛犬のストレスサインを読み取り、スマートにお断りする方法を身につけましょう。
Point 01
ステップ1:愛犬の「嫌です」サインを見逃さない
犬が「これ以上はやめて」と感じている時、いくつかのサインを出します。例えば、「体をこわばらせる」「目をそらす」「鼻をペロリと舐める」「そっと後ずさりする」などです。
これらは「カーミングシグナル」と呼ばれ、犬が自分自身と相手を落ち着かせようとするときに出すボディランゲージです。
このサインに飼い主さんが気づいてあげることが、愛犬をストレスから守る第一歩になります。
Point 02
ステップ2:角が立たない「魔法の断り文句」を用意しておく
相手に悪気がない場合、どう断ればいいか悩みますよね。そんな時は、愛犬のせいでも相手のせいでもない、ポジティブな理由を使いましょう。
例えば、「ありがとうございます!今、人慣れのトレーニング中で、自分から挨拶できるまで待ってあげてるんです」や、「ごめんなさい、ちょっと臆病な子なので、今はそっとしておいてあげてもらえると助かります」などがおすすめです。
笑顔で伝えることで、相手も嫌な気持ちにならずに状況を理解してくれます。
Point 03
ステップ3:愛犬自身が「離れる」選択をできたら褒める
もし、他の人が近づいてきた時に、愛犬が自ら飼い主さんの後ろに隠れたり、その場から離れたりしたら、それは素晴らしい選択です。
その行動を決して叱らず、「よくできたね!」「自分で判断できてえらいね」とたくさん褒めてあげましょう。
犬が「嫌な時は離れてもいいんだ。飼い主さんは分かってくれる」と学ぶことで、不要な我慢や攻撃性を防ぎ、自信を持って行動できるようになります。
💡 この記事のまとめ
愛犬の気持ちを代弁し、安全な環境を確保してあげることは、飼い主さんの大切な役割です。
「嫌」を伝えられる信頼関係を築くことで、愛犬はドッグランでもっとリラックスして過ごせるようになるでしょう。
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